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第9話

君を知ったあの日



浮所side



あなたのことを知ったのはオーディションの時

会場のレッスン室に1人だけ女の子がいて

俺も周りのやつらもみんな、かなりざわついてた










あなた「根木もときあなた、13歳。特技はダンスです。」










彼女の踊りは感情が剥き出しってくらい力強くて

それなのにどこか儚さを感じさせるような…

性別なんか関係ないって叫んでるみたいで

そんなあなたに俺は一瞬で惹かれていった










浮所「根木さん!」





『誰ですか……?』





浮所「俺、浮所飛貴って言います!よろしくね!」





『はい……』










俺はオーディションが終わってすぐあなたに声をかけたけど

向こうは会話に乗り気じゃない感じがした

なにを聞こうか迷っているとレッスン室の扉が開いて

俺と同年代の男子が顔を覗かせる










??「あなたもう終わった〜?」





『あ、颯太!』





颯太「終わったみたいだね、お疲れ様」





『もう疲れたよ、、帰ろ?』










あなたは俺に小さく会釈をしてレッスン室を後にする

なんだ、颯太ってやつにはあんな風に笑うんじゃん…

その時、胸の奥がチクンと痛んだ気がした