第14話

関係をやめたい
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2022/02/13 01:20












駿佑「入って、いい、、?」
謙杜「、、やだ、」
駿佑「お願い、話があるの、」
謙杜「ドア越しでも、いいじゃん、」
駿佑「顔見て話したい、、っ、」



駿佑「ごめんっ、ごめん謙杜、、っ、」
駿佑「俺っ、全然素直になれなくて、、ぅ、」
駿佑「あんなこと、言っちゃって、、」
駿佑「本当に、ごめんなs」



ガチャ


謙杜「、、謝りすぎだから、」


駿佑「謙杜、、」




謙杜「入っていいよ、、」








謙杜「何、話って、」
駿佑「えっと、、その、」



プルルルルプルルルル


謙杜「ごめん、」




謙杜「はい、」



謙杜のスマホが鳴り、


謙杜は電話に出た



謙杜「あぁ、、はい、」




俺、ほんとに地獄耳だ、






社長
長尾か?
謙杜
はい、
社長
もうすぐで対価の準備ができる
社長
お前たちのおかげでなにわ男子の人気もあがってきている
社長
無理させてごめんな
社長
あともう少し頑張ってくれ
謙杜
あぁ、はい、








俺、何、悲劇の主人公ぶってんだよ、、



謙杜は対価が欲しくて




俺と仲良くしてる





そんなこと、前から分かりきっていたことだったのに、



目の前でそんな話、しないでよ、
聞きたくない言葉ばかり聞こえてくる













でもさ、謙杜、俺




“道長”解消前に聞きたいことがあるんだ




なんで俺がビジネスだからって言ったとき






あんな悲しい顔してたの、




謙杜もビジネスって言われたくなかったのかなとか思っちゃったじゃん







謙杜「あぁ、ごめん、話って」
駿佑「、、ううん、やっぱ何もない」




こんなこと、言いたくないのに




言っちゃいけないのに




















































































駿佑「俺さ、恭平の事が好きになっちゃったから、」
駿佑「ビジネスカップルっていう関係やめたい」







この沈黙も、謙杜の視線も、対価のことも全てが苦しくて




君と関係を切りたいなんて言っちゃった

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