私は聞くのが怖かったけど、山本さんにあの女の人は誰なのか訪ねてみることにした。
、
(山本さんに妹っていたっけ。。)
天、然なのか、?予想外の言葉に思わず怯んでしまう。
やばいどうしよう
焦って言っちゃったけど、これって告白だよね!?!?
私何言っちゃって、、
ガシっ
わ、私抱かれてる?
放す
え、ガチか
喋ってて顔が赤くなる。
まさかの両想いだったとは、、
焦ってやばいこと口走っちゃったけどこれはこれで行ってよかった、かも!
えへ、笑
なんか不思議な感じ。
すごく嬉しくて、ふわふわした心地、、
えへへ、笑
ふいに笑いが溢れる。
それにつられて彼も笑う。
しばらくの間、見慣れた小さな部屋が暖かい雰囲気に包まれた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。