今日は5ヵ月検診の日…なんだけど、
緋山先生休みらしい、
朝からLINEが来て
だって、
少し大きくなったお腹を撫でながら、朝食を食べる為に席に着くあなた
なんでもお見通しですね、笑
。
『名取さーん、名取あなたさーん』
ゆっくり診察室へ向かうあなたの足取りは先月よりも重たそうになった
『こんにちは、』
『今日は緋山先生の代わりに名取さんの担当医をさせてもらう坂口です。よろしくお願いします』
『早速エコーから撮ってきましょうか、』
なんか冷たい感じ…
。
『特に大丈夫ですね、』
『何かありますか?』
珍しくあなたがちょっと怒ってる、?
『けど、なんですか?』
これ、マジで怒ってる…
『え?、』
『はーい、分かりました。お疲れ様でした』
。
やっぱなぁ、
チュッ
。
ま、坂口先生のことは緋山先生に報告だな…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。