第102話

知らない間に
2,260
2019/10/09 14:14
名取颯馬
名取颯馬
藍沢先生、、?
俺となんか面と向かって喋らないのに



何があったの、… ?










名取颯馬
名取颯馬
お、、おはようございます…
早いんですね
藍沢耕作
藍沢耕作
ちょっと気になっただけだ
名取颯馬
名取颯馬
あー、
なんで気になった?
藍沢耕作
藍沢耕作
何か変わった事あったか?
名取颯馬
名取颯馬
… ずっと寝たままで、一晩で目が覚めたとか、そんな大きな事はなかったです



藍沢先生は黙り込んだ
















しばらくの間、目線は俺も藍沢先生もあなたで
藍沢耕作
藍沢耕作
名取、
急に口を開いた藍沢先生に動揺が隠せなかった
名取颯馬
名取颯馬
あ、、はい
藍沢耕作
藍沢耕作
お前、この光景見るの2回目だったな。
名取颯馬
名取颯馬
そう、ですね
そう言えば、何度かお世話になっていた
藍沢耕作
藍沢耕作
奥さんも、名取が倒れた時同じ事言ってたな、、
名取颯馬
名取颯馬
俺が倒れた時……































貴方
私ッ、颯馬の呼吸と会話してるの飽きちゃった…




















藍沢耕作
藍沢耕作
泣きながら寝ているお前に言っていた
名取颯馬
名取颯馬
……あなた、
藍沢耕作
藍沢耕作
人間は、知らない間に自分の口で人に伝える事が簡単に出来る
名取颯馬
名取颯馬
…知らない間、、
藍沢耕作
藍沢耕作
お前もこの期間を大切にして、自分の気持ち口で言ってみたらどうだ
名取颯馬
名取颯馬
……どうして、、ですか?
藍沢耕作
藍沢耕作
それは、自分で考えてみろ








俺にはよく分からなかった。








でも、この期間大切にして何かあなたの役に立てること探してみようかな

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