第132話

家の相談
1,898
2019/12/30 06:25


ベビー用品で溢れかえっている家


小さなアパートを借りて暮らしているせいか


足の踏み場を失われつつある
貴方
これ、どこ置くん?
名取颯馬
名取颯馬
クローゼットに入らないの?
貴方
もう入らないよ笑
名取颯馬
名取颯馬
んー、じゃとりあえずそこ

「 とりあえず 」


この言葉を使えば、何とかなるものの


部屋は狭くなる一方
貴方
ねぇ、引っ越そうよ
名取颯馬
名取颯馬
え、マンション借りるってこと?
貴方
んー、まぁ…
名取颯馬
名取颯馬
え?
貴方
マンション借りるんだったら
名取颯馬
名取颯馬
一軒家??
貴方
そう


考えていない訳では無かった


でも …
貴方
お金だよね笑
名取颯馬
名取颯馬
うん、
貴方
分かってる、ごめんね。
名取颯馬
名取颯馬
父さんに相談してみる価値はあると思うし。
貴方
え、でも…
名取颯馬
名取颯馬
大丈夫だって


世間で見れば、こうゆう時だけ


「 親父を頼る厄介な息子 」


でも、父さんだって孫を楽しみにしてるだろうし。



そう思い、父さんに電話をかけようとした時だった


















ぷ る る る る ッ 📱))
貴方
あ、お母さんだ。


いつもの声で、あなたが電話に出た
貴方
…え、お母さん? …ぇ。

段々と声のトーンが下がっていく
貴方
… うん。… ぁ、… 分かってる…今すぐ向かうから…


電話を切り、その場に座り込んだ


目には涙が溜まっている
名取颯馬
名取颯馬
どうしたの?
貴方
… お父さんが、、



呼吸を整えながら、こちらを向いて


























貴方
急変したって…
名取颯馬
名取颯馬
え 。


心臓の音が、体中に響いた
























は い 、ま た ま た ふ う か で す ←


あ の 、続 編 や る 言 っ た じ ゃ ん ?


多 分 辞 め る ((


い や 、伸 び す ぎ て 怖 く な っ た か ら


こ の ま ま 同 じ 小 説 で 、続 け て い き ま す

こ れ か ら も 、よ ろ し く お 願 い し ま す 🙇🏻‍♀️🙇🏻‍♀️

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