第28話

ブルーな気分。
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2018/09/16 07:37
そらちぃ
一緒に買いに行く約束したのは俺だけだったんだよ?
エイジ
でも、あなたが帰ってきたときに外出してたのはそらでしょ?
そらちぃ
それはさ、、、、
エイジ
ね?俺しか家にいなかったんだから、
そらちぃ
少しくらい待ったりとかしてくれても良かったんじゃないの?
キレ気味な口調で拗ねた顔をこちらに向けてきた。
あなた

待ったところですぐには帰って来れなかったでしょ?そしたら楽しみにしてた気持ち返せ!って私はなるからえいちゃんに連れてってもらった

そらちぃ
言ってくれたらマッハで帰ったのに…
あなた

私が悪いの???

そらちぃ
そうでしょ、どう考えても
ここまで感情的になるそらを見るのは何年振りだろう…。
エイジ
そら、落ち着こう、
そらちぃ
えいちゃんもさ他人事っぽい口ぶりだけど悪いと思ってなきゃ感覚おかしいよ?
エイジ
うん、そうだね、悪かった悪かった
あなた

酔ってんの?

小さな声でえいちゃんに聞いた。
エイジ
少し酒臭いから飲んでたのかも。
あなた

キレるなんておかしいよね、私のことほっといて飲みに行ったのはそらなのに

エイジ
あなたも、酔っ払い相手にそんなこと言っても無駄だから落ち着こう
あなた

意味不明

そらちぃ
なに、2人でコソコソと、俺は邪魔者か?そうかそうか、邪魔者か!
エイジ
そんなこと言ってないよ?大丈夫だから
あなた

うん。とっても邪魔してる。、

そらちぃ
は??
エイジ
りっくんー、ちょっときてーーー
リビングから大きな声でりっくんを呼んだ。
エイジ
ちょっとヤバい!来て!!!!
リクヲ
何がだよーー、、、。
ゆっくりと歩いて来たりっくんは私達の魂の無いような顔を見て漁っていた。
リクヲ
ど、どどうした!?
エイジ
ちょっと、あなた頼んでいい、?
リクヲ
あ、うんわかった。
エイジ
そら、部屋行くよ
そらちぃ
お前、本当に何にもわかってねぇなぁ、
エイジ
そりゃ、わかろうとする気もそこまでないからね
部屋の中へと2人は消えて行った。

リビングに残された私はりっくんに事情を説明した。
リクヲ
あなたは、そらと約束してたんだよね??
あなた

うん

リクヲ
じゃあ、どうして待たなかったの?
あなた

えいちゃんが連れてってくれるって言ったから

リクヲ
でも、そらは楽しみにしてたんじゃないかな?
あなた

でも、酔っ払ってたよ?

リクヲ
言わないでおこうかと思ったけど、そらは家に帰って来てからあなたがいないからヤケになって…飲んじゃったんだよね
あなた

なにそれ、

リクヲ
ずっと待ってんのに来ない〜って凹んでた
リクヲ
だから、俺が連絡してみたら?って言ってさ
あなた

あー、なるほど、なるほど

リクヲ
この話して、あなたの気持ちなんか変わった?
あなた

変わるって、なにが、、?

リクヲ
だから、、誤解は解けた?
あなた

誤解も何もなくない?

リクヲ
とりあえず、話して来なよ。
あなた

えー?2人で?

リクヲ
もちろん
あなた

普通にやだ

リクヲ
やだとかじゃなくて
あなた

んー…。

エイジ
あなた、
えいちゃんはそらの部屋から顔を出して私を呼んだ。

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