第5話

運命
2,189
2018/02/20 11:02
君がいなくなって

俺は中学を卒業して

まぁまぁ良い高校に入った。
あの日君と語った夢

大人になったらいい会社に入って

貯金貯めて自分たちの家を建てること

俺はまだ覚えてるよ。

だからこの高校に入った。

君にいつ会えるかはわからないけど、

俺はまだ君に会えると信じているから。
今日は入学式だな。
学校いこ。
龍友
龍友
亜嵐‼︎おはよ笑
亜嵐
亜嵐
あ、龍友くん‼︎
おはよっす
この人は前の中学からの先輩の
数原龍友くん
面白くて頼りになるけど
ちょくちょく変態なとこでて来る。笑
あと、歌がめちゃくちゃうまい‼︎
龍友
龍友
またお前と一緒やな
亜嵐
亜嵐
だね笑
よろしく‼︎
龍友
龍友
おう
入学式も無事終わりクラス表を見に行く
亜嵐
亜嵐
白濱亜嵐、白濱亜嵐、、
あった‼︎3組の6番か
同中のやつも少ない俺は
友達の名前も探すことなく教室に向かおうとした。
ふと、3組のクラス表をまたみた
亜嵐
亜嵐
え、あなた⁇
俺の目に移ったのは
あなたの名前
同姓同名。そのまんまのあなたの名前だ
俺は教室に急いだ。
ガラッと勢いよく扉を開けた
俺の目に移った1人の女。

綺麗な髪に

透き通る様な白い肌

大きな目に

長い睫毛

すらっと伸びた細い手足
亜嵐
亜嵐
あなただ。

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