あなた「あんたのじゃないわ!!!」
二口「…ちぇ…じゃ、誰のなんだよ?」
あなた「私は私の!てかあんた誰だよ!!」←
二口「二口堅治。てか俺ら名前知らなくても仲良く出来たし、……運命?w」
運命なんか信じてなさそうな顔して言う
まぁ冗談っぽい
「はいはい」と軽く受け流して、私もついでに自己紹介をした
川西「……行き、ましょ…」
あなた「…えぁ、た、太一…っ?」
太一は私に顔も見せず、反対方向へ進んで行ってしまった
二口「…あ~……行っちゃったな…………、…。」
二口は少し考えたようで、
二口「……お前さぁ、こんな可愛い子が呼んでるんだよ?応えてあげろよ」
川西「…っるせぇ…」
二口が太一を引き留めようとして掴んだ腕を、太一は振り払い
キッと何処か悲しそうに、悔しそうに睨んだ
やっぱり、太一は私に顔を見せてくれなかった
二口「…白条…?」
二口は私をそっと撫で、声をかける
二口「…大丈夫。アイツが離れて行っても、お前には仲間が居るんだろ?俺だって側にいる。」
二口は私の弱みに漬け込む
私は昔っから独りで居るのが嫌いだ
昔、私が中学三年生で、お兄ちゃんが高校一年生
お兄ちゃんはユース合宿に行ってて、親は珍しく出張
家に独りぼっちだった
それが怖くて怖くて堪らなかった
もしお化けが出たら、不審者が来たらどうしようって
リビングのソファの端っこに、テレビを付けながら気を紛らわしてた
そんなとき、やっくんが来て、私を優しく撫でてくれた
ぶわっと溜めていた涙が、ダムの放水のように流れてきた
二口はやっくんのように、優しく私を撫でた
弱点なのかもしれない。
半分好きになっているのかもしれない
二口が、会ったときより少しだけ、カッコよく見えた
二口「…独りじゃない」
あなた「…っ…ぅん……ありがとう」
涙を拭って、「もう大丈夫」と笑顔を向けた
二口「どーいたしまして」
二口はさっきの寂しさを覆い被せてくれるように。出会ったときと変わらぬ態度を見せた
それが変に気を遣うよりもとても有り難く思えた
心の片隅に、太一の存在を残して_
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関係ないあんけぇぇぇえと
新しい小説を作るとしたらどのアニメがいーですか?
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小説
ワンピース
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ヒロアカ
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呪術かいせん()
45%
投票数: 511票
そしてやってみたかったもの…((
コメント欄で教えてね……((

ねくすと♡×15