〖あなたside〗
私が1人で黙々と勉強し始めるて少しすると、若武君が
急に若武君が大声を出したのでビックリして、飛び跳ねそうになってしまった。
私はそう思い、椅子から立ち上がり、アーヤ達の方へ向かった。
そして、若武くんの宿題を見た
(꒪꒫꒪ノノ"パチパチパチパツ
と、私が2問目を解説し終わると、拍手が起こった
すると、若武くんが七鬼くんを睨みつけた。
七鬼くん、結構グサッてくる言い方だな〜。
小塚くんは、優しい感じだ。
睨み合いは、このグループでは当たり前なのかな?
突然、若武くんがこちらに振り返り
勢いよく言う若武くん。
今私は、勧誘を受けているらしい。
え?それも言わないといけない感じ?
あっ、よかった。言わなくていいのね?
なんだろう?七鬼さんって、天然気質なのかな?
あっ、やっぱり天然なのね
すると、急に戻ってきた若武くんが今度は上杉くんの胸ぐらを掴んで言い争いだした。
1分もしないうちに、若武くん上杉くんの言い争いが終わった。
私は、元いた席に戻ろうとすると、黒木くん(?)に止められた。
ふんわりとした優しい雰囲気の中に、少し黒い影が残っている感じが見てとれた。
その圧に耐えきれず、わたしは返事をした。
そして、荷物を持ってきて、その後は一緒に勉強をした。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!