第6話

『 かわいいうそ 』5
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2019/07/14 10:31




ピンポーン♪



「はーい?」



インターホンから聞こえた、太陽のような明るく元気な声に、私はホッとした。



〇「私…〇〇です…」

陽「え、〇〇?、どうしたぁ?」

〇「陽ねぇちゃん、、、泊めて?」




家から逃げ出した。

智洋が学校から帰ってくる前に。











______



陽「ねぇ?今日、バレンタインでしょ〜?、どうして学校 休んだのよぉ?」

〇「バレンタインとか、関係ないし…」



私は、ソファーの上で膝を抱えながら、もらったミルクティーのマグカップを両手で包み込んで、

フテクサレてる口調で返した。

てか、
確実にフテクサレ以外の何者でもない事に、フテクサレていた。







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