第7話

永遠の夢を
24
2020/09/12 01:42
私は茜。そして私の親友の名前は─。
茜
あ”ぁ学校行きたくない!壊したい!めんどくさい!帰りたい!
?
はーい。そんなこと言わないのー。
さっさと行くよ!
茜
い”や”ぁぁぁ!!お許しを!ねぇ「─!」ってあれ?どこ行った?「─!!!」あれまじでどこ行った?まぁ先に学校行けば会えるっしょ!
茜
(学校につきました!まっていないんだけど!先生に聞いても知らないって言われた。
放課後探しに行ってみるか。)
 私は放課後、街中のいろんな場所を探した。聞き込みだってした。
だけど、「─」の情報は得られなかった。
~♪
5時の鐘が鳴ったので私は
茜
ただいまー!
と言い、しぶしぶ家に帰った。
 ‥‥次の日も、その次の日も、そのまた次の日になったって「─」はやってこなかった。私は友達に「─」の話しをした。でも、誰一人として「─」のことを覚えていなかった。私と「─」はよく私の家で遊んだ。だから親なら「─」のことを覚えていると思った。でも結果は「知らない」だった。
 私はそれから毎日、毎日、毎日「─」のことを探した。
 でも、どんなに探したって「─」は見つからなかった。いや、強いて言うならば、「─」があの日にかぶっていた帽子があったことだろう。
 それは確かに「─」の帽子だった。正直親友が急にいなくなったのは、結構ショックだった。それが今になって少しずつ応えてきたのだろう。私の一日の平均の睡眠時間が14時間ほどになっていた。
 なぜこんなに眠るかというと、夢の中では、必ず「─」に会うことが出来るからだ。私の大好きな親友に会うことの出来る夢の時間が一番幸せだった。どんなに探したって見つけることの出来なかった親友と話したり遊んだりすることが出来ることがどれだけ嬉しいか伝わるだろうか。
茜
だから私は眠りにつく。
茜
私の大好きな親友。
茜
私の世界に一人だけの親友、
茜
─桜華─に会うために
────────────────────
主!
主!
主だよん!
主!
主!
疲れたぁぁぁ!
主!
主!
午後頑張ってもう1個出します!じゃあ次回!
ばいばーい!

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