喫茶QUELL
オープン前
AM 7:30
柊)今日もいい天気だな。
店の二階でコーヒーを淹れる
柊)...志季のようにはいかないな。
共同経営者である志季と共に店を始めて数年
カフェもBARも起動に乗り始めた
柊)新メニューも候補は出来たし、
皆んなにも試食してもらわないとな。
思考を巡らせながら店へと降りる
簡単に片付けられた店内を見回して
入口の鍵を開ける
柊)そろそろ来る頃か。
カウンターの向こうで洗い物をしていると
カラン、
英)おはようございま〜す。
柊)おはよう、英知 相変わらず早いな。
英)柊羽だって早いよ。
柊)俺は二階に泊まったからなw
英)新メニューの開発だっけ?
柊)あぁ、一応完成してるから
試食してもらえるか?感想が聞きたい。
英)もちろん!でもその前に仕込みしないとね。
着替えてくるよ。
柊)ああ。
メニューの仕込みを終えた頃
AM 9:00
壱流)おっはようございまーす!
壱星)おはようございます。
柊)おはよう、壱流、壱星。
英)おはよう〜イッチー、イッセー。
壱流)暑かったぁ..
壱星)夏も終わり頃なのにね。
柊)何か飲むか?(微笑んで)
壱流)飲む!
壱星)アイスティーがいいな。
英)それなら俺が淹れるよ、イッチーもそれでいい?
壱流)うん!
壱星)その間に着替えてこようか。
壱流)そうだな、二階に行こうぜ。
パタパタと二階へ
柊)2人が来ると途端に賑やかになるなw
英)元気いっぱいでいいよね。
アイスティーで一息ついたら
壱流)よし、モップがけだな。
壱星)テーブル拭いてくるよ。
壱流)頼むな!
英)俺はメニュー黒板を書きますか。
柊)今日のオススメはナスのチーズ焼きだな。
英)了解ですw いいナス入ってたもんね。
柊)その間に、仕込みの続きをしてくる。
英)分かった、フロアは任せて。
壱流)モップがけ終了〜!
壱星)テーブルセッティングも終わったよ。
英)メニュー黒板も完成しました☆
柊)よし、それじゃオープンしよう。
カラン。
一同)いらっしゃいませ。
next Lunch time 🍴①
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。