森本「はい、着いたよー」
『んー、ありがとう。』
森本「あ、ちょっと待って。樹に連絡するわ」
『ほんまええって』
森本「だーめ」
『ちっ』←
田中「はい、おかえりなさい」
『じゅったーn!』
田中「なんで俺を呼ばなかったのかな?」
『うげ。』
森本「うげってなんだよ笑」
田中「まー入って。慎太郎ありがとな」
森本「俺が見つけてよかったよ笑、じゃ」
田中「おう」
『樹眠い』
田中「まだ風呂入ってねーだろ?」
『んー』
田中「入っておいで」
『はーい、、て暗。』
田中「もう夜だしな」
『じゃなくて、部屋暗。』
田中「あーまあ他の人よりは暗いかも」
『余計眠くなるやんかー!』
田中「はいはい、入ってきてください」
『あーもうだる。』
田中「お前は女子か」
『女子じゃないです』
田中「いえ女子です。」
『出たよー』
田中「おす」
『もー寝てい?』
田中「あーうん、明日話聞くからな?」
『嫌だ』
田中「だめ」
『i「だめ」はい。』
田中「はい、おやすみ。」
『おやすみ。』
『起きろー!起きろ!起きろ!おーきーろー!』
田中「んっ、、明るっ。」
『日光浴びろ田中樹』
田中「まっぶし、、」
『朝ごはん作ったから食べて!』
田中「は、お前が?」
『うん、作ったよ、卵焼き!』
田中「お、おう、食べるわ」
『早く早く』
田中「い、いただきます」
『どおどお?美味いっしょ?』
田中「ゴホッ……お前これ味見した?」
『してない』
田中「しろよ笑、ほら食ってみ」
『えー、もう樹口つけてんじゃん』
田中「メンバーだからいいだろ、早く」
『んーパクッ………ゴホッ何これしょっぱ!』
田中「お前これ塩と砂糖間違えただろ笑」
『だって書いてないもん砂糖とか。適当に振ってみた!』
田中「まじあなたにやらせちゃだめだな」
『なんでよ!』
田中「だってあなた今までも何回か失敗してんじゃん笑」
『それは、、そーだけど。』
田中「はい、だめ。もう料理はしちゃだめ」
『保護者かよ』
田中「保護者でいいですー。」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!