田中side
"ガチャ"
マネ「あなたさっき呼んだけどー、、大丈夫そ?」
『今無理っすね』
マネ「そっかー、、どーしよ。
今から少年忍者のダンスリハなんだけど、、、」
森本「今日あなた無しで出来ません?」
マネ「でもさ、忍者の子達があなたいないと嫌だって言ってるんだよね」
髙地「俺らで行くとかは?あなたと樹はここで」
高槻「いや、行きます。」
『え?』
さっき少し涙ぐんでたけど、全部拭き取って、
少年忍者の元へ行こうとするあなた。
俺は無意識のうちにあなたの腕を掴んでいた。
高槻「どーしたん?」
『いや、、俺らも行くわ』
「 「 え、、? 」 」
俺も自分の発言にびっくりしてるけど、
みんなもびっくりしてる。もちろんあなたも。
俺らって他のグループ見に行かないから、、
俺だって出来れば見に行きたくない方の人だし。(
高槻「なんで樹達も?いいんやで、ここにおって」
『こんな状態で一人で行かせれねぇよ』
高槻「……………」
森本「おっしゃ、行くか〜〜〜〜!!!」
ジェ「位置について、よぉ〜い、どんぐり。」
森本「よっ!日本一!!!」←
松村「うるせぇよ、お前ら笑笑」
高槻「じゃあ今のことは内緒で。」
髙地「分かってるよ、じゃ、行くか」
高槻「…………………ふぅ。」
『無理すんなよ』
高槻「ん、ありがと。」
『おう』
高槻「よっしゃ、行くかぁ!!!!!」
松村「びっくりしたぁ〜、笑」
高槻「ビシバシ扱きます!!!」
松村「あなたは1回もしごいたことないでしょ?」
高槻「………てへ」←
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。