｢もしもしあなた、中島落ち込んでるよ？｣
『え？』
あれ、私なにかしましたっけ、。
中島のカバンテープでぐるぐる巻きにしたから？（重岡かよ
いや、違う。
あ！中島のスマホに私の写真連写したから！？
『え、フォルダに私の自撮り沢山入れたから？謝っといてくれへん？』
菊池｢あ、それはすげー喜んでた｣
『ふーん、、じゃあ何？』
菊池｢昨日。中島の誕生日だったんだけどさ｣
『うわっ！！！』
菊池｢え、お前忘れてたの？www｣
『うそ、やばい、ほんまごめんやん。』
菊池｢まじでさwwwwww
中島すげー落ち込んでんの。今どこにいる？｣
『事務所』
菊池｢俺らもいるんだけどさ、祝いに来てあげてwww
そうでもしねーと、中島多分仕事できないわ｣
『まずここにいる人達が許してくれないんだが、、』
菊池｢それはどうにかして！じゃ待ってる｣
『ちょっ "ぶちっ" え、、』
場所すら教えてもらってない私はどーしろと、、
待って、ほんまに忘れてた。
やばいやばいやばい。怒られるぞ、、
とにかく走って向かいます！！！！
『何時から撮影だっけ』
髙地｢あと10分後じゃないかな、どーしたの？｣
『いや、ちょっと出かけようかなと』
松村｢どこに？｣
『まぁー、事務所内を散歩しよっかな〜みたいな？』
京本｢なら俺も行こっ！！｣
『え、一人で行く！！！』
森本｢ね、どこ行くの？｣
松村｢ほんとのこと言って？｣
『はい、SexyZoneの楽屋行きます』
田中｢だめ｣
松村｢絶対だめ｣
『ほら！！！行かせてくれへんやん！！』
ジェ｢なんかあったの？｣
『中島の誕生日祝い忘れてん』
髙地｢あ、だからさっき俺に "嫌われた" って連絡来たんだ笑｣
『ほんまに謝らなかんから行ってくる！！！』
中島健人さん申し訳ございません。
超特急で楽屋まで行って全力で土下座します。（
てか、楽屋どこやねん！！！！！！！
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。