帰り道
部活はとりあえず見学を終えた。
でも
潔子さんの言葉がこびりついて離れない。
あなた「はぁ」
?「白水さーん」
後ろから私を呼ぶ声が聞こえてきた。
あなた「あっ山口くん、お疲れ様」
山口「お疲れ様、なんか元気ないね?」
あなた「あー、元気はあるよ…ただ潔子さんに言われたことが頭からこびりついて離れなくて」
山口「?何言われたの?」
あなた「マネージャーに勧誘されたの」
山口「あーそうなんだ」
あなた「うん、」
山口「実は俺もそれ言うと思って追いかけてきたんだ」
あなた「え?」
山口「白水さんが」
あなた「あっ、したの名前でいいよ、白水って言いにくいでしょ?」
山口「あっ、ありがとう。そう、俺もあなたさんがマネージャーやってくれたらいいかなって思って」
あなた「どうして?」
山口「部活まだ決めてないんだよね?」
あなた「うん」
山口「あなたさん、日向に教えてる時すごい楽しそうな顔してたよ?」
あなた「そう……かな」
山口「実際まだバレーは好きなんでしょ?」
あなた「うん」
山口「じゃあさ、プレーじゃなくてサポートとしてバレー部に入ったら?」
あなた「サポート…」
山口「あぁ、ごめんね、こんな偉そうに言っちゃって」
あなた「ううん。ありがとう」
山口「ただツッキーを観察してたのとか、日向を指導してたのとか…役に立つんじゃないかなって」
あなた「……私はこのチームに必要としてもらえるのかな…?」
山口「だから清水先輩も勧誘したんじゃない?」
あなた「!!」
山口「わかんない…けど」
あなた「ww、何それw」
山口「あはは」
あなた「そういえば月島くんは?」
山口「ツッキーはなんか用事があるみたい」
あなた「そっか、じゃあ、私はこっちだから…」
山口「うん。じゃあまた明日ね」
あなた「山口くん」
山口「ん?」
あなた「ありがとう😊」
山口「う、うん。」
あなた「じゃあお疲れ様!」
山口「おつかれ」
山口(え、普通に可愛い…)
私は意を決した
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次回予告
ちょっと!全然題名がちがーう!
前回予告してしまったからしょうがないけど
じゃあやめればいいじゃんって?
案外これ楽しい!
……テンションが変ww
いつもの事だけど
というか山口よく言った!
山口「……」
なんだ、その目は
山口「ツッキーの気持ちがよくわかる」
なっ!
山口「まぁ褒めてくれてありがとう。」
山口🥺
山口「次回「マネージャー」」
無視かいっ!
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。