チュンチュン…
ん、朝だ、、
目を覚ますと、隣に綺麗な顔。
あぁそうだ、ミンギュと寝たんだった…
てか、重ッ!!!!
体が起き上がらないと思ったら、ミンギュの足が乗ってる。
私はイライラしながら足を二、三発叩くと
と寝ぼけた声が聞こえてくる。
そして、そのまままた寝るので
乗っかった足を蹴り飛ばし、急いで下に向かう。
ご飯〜、と思ったら
人影が。
え、
いつもは最後に起きてくるのに、
なぜかリビングに1番先にいる。
なんで?!
まさか、、
呑気に水を飲んでいるジフナに近づき、
私は声をかけた。
水を飲む喉と手が止まり、
私と反対方向に体を向ける
体をこちらに向き直したのはいいものの、
目を合わせてくれない。
私は言葉を言いかけた時、ある事を思い出した
ジフナ。作業室。曲。
私は震えた声で言った
あのとき、、完全にデータが消されたから…
もし、それを作り直してるなら?
ジフナに無理させてるのは、私、?
下を向く私の肩に手を置き、
ポンポンとしてくれる。
よかった、そうじゃなかったんだ、
安心…
じゃないよ。
私が大きな声を出したので、ジフナは手を引っ込ませて驚く
さっき少し大きい声を出したからか、
何人かリビングにおりてきた。
ジフナも、皆に続いて顔を洗いに行く。
今日も、また忙しくなるな、
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。