ぼのにside
俺は、スングァンの叫び声で目を覚ました。
えぇ、ほんとに、と騒ぐスングァンを無視し、また眠りにつこうとするが
そう言って、体を揺らしてくる。
あぁしつこいな…
寝起きの重たい体を起こして、
スングァンを睨むと
スングァンは、右手を俺の右側に突き出して、耳に当てた。
当てられたのはスマホ。
スングァンは、こくこくと頭を振ると
走って部屋を出ていった。
ふゎぁ、とあくびをすると
ヌナにも移ったみたいで、ヌナも小さくあくびをする。
今日は、1ヶ月ぶりにあなたヌナと会える日だった。
正しくいえば、無人島に船が出せるのが今日で、
顔を見に来てくれる予定だった。
うーんそっか…
1ヶ月ぶりにヌナと会えると思ったのに…
バタバタバタ
ガチャ、と言うドアが開く音よりも先に
ヒョンが半泣きになりながらかけこんできた。
俺の右耳にあてられていたスマホは、
いつの間にかミンギュヒョンの手に収まっていて
大きな声で問い詰め始めた。
スングァン…言う人違うでしょ…
俺が説明した方が早いな。
半泣きのヒョンをおいて、
俺は部屋を出たら、練習室からでてきたサランと会った。
そんな会話を交わしながら下に降りる。
まだ騒いでいるスングァンを見つけ、俺はため息をついた。
はい、と困ったように笑う。
俺は何故かサランと仲良くなった。
ラップ担当なら、まあヒポチかな…とは思って。
1番年が離れた強面(?)スンチョリヒョン
めっちゃ尊敬してる(らしい)ウォヌヒョン
誰よりも嫌ってるミンギュヒョン
って考えたら、必然的に俺になるのか。
しかも、1個だけ共通点あるから、打ち上けやすいのかも、
▷▶︎▷▶︎
だんだん書くのが下手になってくる…
合併、、くちるず…
情報が多すぎて頭パンクしそう
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。