第123話

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6,515
2020/05/18 10:34
ぼのにside








スングァン
スングァン
えぇ?!まじで?!!?!






俺は、スングァンの叫び声で目を覚ました。



えぇ、ほんとに、と騒ぐスングァンを無視し、また眠りにつこうとするが






スングァン
スングァン
ぼのな、ぼのな、起きて、ねぇおきて






そう言って、体を揺らしてくる。






あぁしつこいな…





寝起きの重たい体を起こして、

スングァンを睨むと

スングァンは、右手を俺の右側に突き出して、耳に当てた。








あなた
あなた
ごめんってば、、
ハンソル
ハンソル
…ヌナ?





当てられたのはスマホ。


スングァンは、こくこくと頭を振ると

走って部屋を出ていった。








ハンソル
ハンソル
どうしたの…
あなた
あなた
あ〜…その声は寝起きだな、ハンソラ
ハンソル
ハンソル
うん…なんか起こされてさ
あなた
あなた
あぁ…ぶーちゃんがおっきい声出したからか
ハンソル
ハンソル
よくお分かりで…






ふゎぁ、とあくびをすると

ヌナにも移ったみたいで、ヌナも小さくあくびをする。








あなた
あなた
あのね、今日行けなくなっちゃって…
ハンソル
ハンソル
ええ、そうなの…









今日は、1ヶ月ぶりにあなたヌナと会える日だった。

正しくいえば、無人島に船が出せるのが今日で、

顔を見に来てくれる予定だった。







ハンソル
ハンソル
なんで、?
あなた
あなた
なんか…船出してくれる人が急用できたみたいでさ…
あなた
あなた
私もジラも、今日が都合良かったのに、
あなた
あなた
もう行けなくなっちゃった…
ハンソル
ハンソル
あぁそっか、
ハンソル
ハンソル
それは仕方ないね






うーんそっか…

1ヶ月ぶりにヌナと会えると思ったのに…








あなた
あなた
ぼのには落ち着いて話聞いてくれたからよかったよ…
ハンソル
ハンソル
ええ、寂しくないと思ってるの?
あなた
あなた
そうじゃなくて、、
ハンソル
ハンソル
大丈夫、皆しっかり悲しいし寂しいから
あなた
あなた
うーん、、()






バタバタバタ










ミンギュ
ミンギュ
ぬなぁ?!





ガチャ、と言うドアが開く音よりも先に

ヒョンが半泣きになりながらかけこんできた。











あなた
あなた
…なんかきた?
ハンソル
ハンソル
…うん、なんかきた
ミンギュ
ミンギュ
なんかってなに!ちょかわって!!
ハンソル
ハンソル
え、えあ






俺の右耳にあてられていたスマホは、

いつの間にかミンギュヒョンの手に収まっていて


大きな声で問い詰め始めた。








スングァン…言う人違うでしょ…




俺が説明した方が早いな。














半泣きのヒョンをおいて、


俺は部屋を出たら、練習室からでてきたサランと会った。








サラン
サラン
あ、おはようございます
ハンソル
ハンソル
ん…おはよ、
サラン
サラン
遅いですよ起きるの
ハンソル
ハンソル
ごめんって…練習してたの?





そんな会話を交わしながら下に降りる。




まだ騒いでいるスングァンを見つけ、俺はため息をついた。










サラン
サラン
オンニ、来れないみたいですね
ハンソル
ハンソル
あぁ…ジラヒョンもだよね?
サラン
サラン
はい、…まぁ寂しくないですけどね
ハンソル
ハンソル
あの人騒がしいしね






はい、と困ったように笑う。






俺は何故かサランと仲良くなった。


ラップ担当なら、まあヒポチかな…とは思って。




1番年が離れた強面(?)スンチョリヒョン

めっちゃ尊敬してる(らしい)ウォヌヒョン

誰よりも嫌ってるミンギュヒョン

って考えたら、必然的に俺になるのか。




しかも、1個だけ共通点あるから、打ち上けやすいのかも、







ジョンハン
ジョンハン
あなた来れないってまじ?
ハンソル
ハンソル
うん。船長さんが用事出来たんだって
ジス
ジス
許さん
ハンソル
ハンソル
許してあげて…
サラン
サラン
てか、ハンソルさん、ご飯冷えるんで早く
ハンソル
ハンソル
ああ、ごめん








▷▶︎▷▶︎

だんだん書くのが下手になってくる…



合併、、くちるず…

情報が多すぎて頭パンクしそう

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