第146話

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6,020
2020/07/27 11:38
ウォヌside










ぼのにとミンギュが楽屋を出ていったあと、




俺とクプスヒョンとサランはだらだらお喋りをしていた。










ミンギュとの態度が違うんだよなぁ、やっぱり、、




テレビじゃ、ちょっといじるぐらいに見えてるから

大丈夫だと思うんだけど……


素がなぁ…










スンチョル
スンチョル
それでさあ、ミンギュがコップ落として割ってさ
サラン
サラン
ええ…どうなったんですか…?
スンチョル
スンチョル
掃除して、無事パーティーできたよ
サラン
サラン
おお…、よかったです






ヒョンの前じゃこんなに喋るのになぁ……










そんなことをぽやぽや考えていると、


ヒョンは俺の方をチラッと見て、


俯きながら口を開いた。










スンチョル
スンチョル
…サラン、は、ミンギュ嫌い?
サラン
サラン
へ?






ミンギュのグラス割った話で思い出したのだろうか。




ちょっと、俺も同じことを考えていたので

椅子を座り直して足を組む。








スンチョル
スンチョル
あ、違うよ、責めてるんじゃなくて…
スンチョル
スンチョル
まだ慣れねぇかなって
サラン
サラン
サラン
サラン
すみ、ません





眉を下げ、

視線を床に落としたまま呟く。






違ぇよ、謝って欲しいわけじゃねぇんだよ…




ウォヌ
ウォヌ
気まづいの?
サラン
サラン
…なんて言うか、
サラン
サラン
その…







そこまで言って口をつぐむので、



ヒョンは頭をかく。







…これは奥の手を使うしかない……?

















ウォヌ
ウォヌ
…まあ、別にいいけど、知ってる?
スンチョル
スンチョル
、!
ウォヌ
ウォヌ
お前が尊敬してる人とか、
ウォヌ
ウォヌ
年上の人から
ウォヌ
ウォヌ
同じこと3回聞かれて、嘘ついたり答えなかったりしたら
ウォヌ
ウォヌ
呪われるんだって
サラン
サラン
え………………








サランは目を見開く。





ヒョンは、びっくりした様子を見せたあと、指をおって何かを数え始める。












ウォヌ
ウォヌ
いや、お前が嘘ついてるとかじゃなくて、
ウォヌ
ウォヌ
一応……言っとこっかなって
サラン
サラン
…はい
スンチョル
スンチョル
え、…そうなんだ……









ガチャ










ジラ
ジラ
お疲れ様です、帰りますよ!








突然ドアが開くと、


ジラは顔だけ覗かせてすぐ消えていった。





なんかすごい忙しい奴だなあ…………











サランはそそくさと帰る支度をし、先に楽屋を出ていく。




俺はケータイを取り出し、ある人にカトクでメッセージを送った。







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ちょのぬ
ちょのぬ
ちょっと帰ったら話ある





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まあ、こいつなら何とかしてくれるだろ…










つんつんと肩をつつかれ、振り向くと

ヒョンが縮こまったまま俺の肩にしがみつく。









ウォヌ
ウォヌ
なに……
スンチョル
スンチョル
な、なあ、俺………呪われるかも、………
ウォヌ
ウォヌ
いやそんなわけないじゃん、あれ嘘だから
スンチョル
スンチョル
ハ?








▷▶︎▷▶︎

浮上してなくてすみません。

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