第125話

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6,439
2020/05/20 14:02
あなたちゃんside










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天使様
天使様
俺ら、真剣に練習しようってなって
天使様
天使様
連絡とか、取りずらくなるかも
天使様
天使様
携帯触らないようにしようって言い出して…
天使様
天使様
だから、ごめんね
天使様
天使様
오빠と会えなくて寂しいからって
天使様
天使様
ルイにでれでれしたら俺島に住み着くから






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오빠からのカトクに目を通して、私は小さくため息をついた。









ルイ
ルイ
会えなくなって寂しいのは分かるけど、
ルイ
ルイ
食器洗ってよ
あなた
あなた
ん、…







朝、スングァナに電話した時から気が重い。







それに、오빠からのカトク…


連絡しずらくなる、か、









私はソファーから立ち上がってキッチンに行き

ふてくされながら食器を洗う。









あなた
あなた
はぁ
ルイ
ルイ
あ、俺今から部屋でコンサートしてくるから
ルイ
ルイ
入ってこないでね絶対
あなた
あなた
うん、行ってらっしゃい







ルイはイヤホンを耳に刺したまま、リビングを出ていく。


こっちの返事もきいてないんだろうなぁ、

そんでセブチの曲でも聞いてたんだろうな。











しん、と静まり返ったリビングで

私に孤独感がまとわりつく。











正直、こんなに寂しい気持ちになるなんて思ってなかった。




ずっと、大人数で暮らしてきたから?

わかんないけど、とりあえず、寂しい。










心に穴がぽっかり空いたような…














って、どうせあとちょっとで帰って来るんだけど。















私はちゃちゃっと皿洗いを済ませ、部屋に戻った。






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あなた
あなた
ふぅ…







今日は特に何もしていないのに、疲れている。






顔を上げてみると、

視線の先には皆との写真。









あなた
あなた
…置いていこうとしたやつだ、あの時







出ていこう、そう思った時に、

思い出しちゃいけないからと

置いていこうとした写真。










あぁ、やっぱり寂しいな。











いつものだる絡みも、


しつこいくらいに甘えてくるのも、



当たり前じゃないんだなぁ、と


最近分かった。








遅い。


メンバーは、いつもお互いを

大切にしているのに_______











あなた
あなた
…寝よ、






少し泣きそうになってしまったので、

私は部屋の電気を消して寝ることにした。







静かになればなるほど、


向かいのルイの部屋からの音漏れが耳に響く。










ルイ
ルイ
チェスンチョル!ユンジョン!ホンジス!














いつもは誰かが潜り込んでくるベットも、

今は1人だけ。





めんどくさいな、と思っていたけれど

いつの間にか、誰かの体温を感じながら寝ることに

慣れてしまった自分がいた。










ルイ
ルイ
きゃぁぁぁぁぁあ!!!!









もはやこの歓声も心地よく感じる。

















早く帰ってきてほしいな、














そう思いながら、私は眠りについた。













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