第138話

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5,965
2020/06/27 15:21
あなたside


















ジフン
ジフン
…は?
ウォヌ
ウォヌ
まじかよ、それ
ミョンホ
ミョンホ
うん……たぶん、だけど






さっき、ハオが私達に話した事を

皆にも話した。









ユジョが、勝手に宿舎に入ってきた、


…かもしれない話。











ジョンハン
ジョンハン
鳥肌………
スングァン
スングァン
で、でも鍵は?
ミンギュ
ミンギュ
誰か閉め忘れたの?
ルイ
ルイ
それか、あいつがジュンさんから盗んだか…
ミョンホ
ミョンホ
いや…、それはないよ、ヒョンはその日部屋に鍵置いてたし、
スンチョル
スンチョル
そっか…じゃああれか?あの、針金で…
ジス
ジス
もっと真面目に考えてよ、ふざけないで
スンチョル
スンチョル
え…







鍵を閉め忘れることはないし、

鍵を盗られたわけでもない…









ジフン
ジフン
俺、その日3時頃帰ってきたけど
ジフン
ジフン
鍵は閉まってたよ、ちゃんと
ハンソル
ハンソル
じゃあ…針金?
ソクミン
ソクミン
カチャカチャするんでしょ、凄いよね
チャン
チャン
違うから…針金じゃないから。多分
あなた
あなた
…てか、ジュナは?






皆の中にジュナがいない。


誰かにかぶって見えないんじゃなくて、

本当にここにいない。










ミョンホ
ミョンホ
たぶん、部屋
ジョンハン
ジョンハン
そりゃ隣に女寝てたら衝撃受けるわな…
スンチョル
スンチョル
俺めっちゃ怒ったんだけど…、、
ジス
ジス
ジュナの部屋いってきなよ
ジョンハン
ジョンハン
行け早く
スンチョル
スンチョル
あなた、、
あなた
あなた
私達考えてみるから、ジュナお願い
スンチョル
スンチョル
おう、任せろ





グッと親指を立てて、私達の輪から抜けて

廊下に消えていった。






うーん、スペアキー盗られたとか?







あなた
あなた
スペアキー盗られたとか…?
スニョン
スニョン
無理じゃね、誰も入れたことないし…
あなた
あなた
だよね〜…
ジフン
ジフン
…いや
ジフン
ジフン
可能性はある





ソファの前にあぐらで座っているジフナは、

床を見つめたままそう言った。








ハンソル
ハンソル
でも、誰もいれたことないなら…
ウォヌ
ウォヌ
…そうか、…!
ミンギュ
ミンギュ
ヒョン?
ウォヌ
ウォヌ
誰も"Fageのメンバー"をいれたことはなくても






.










ウォヌ
ウォヌ
マネージャーは入れたことあるだろ
スングァン
スングァン
!!
あなた
あなた
ジラ…!!





ウォヌはメガネを指でかけ直しながら、そっか、それだ、と呟く。


ジフナも頷いて、私たちの方に目をやった。










ジフン
ジフン
可能性はある、あいつならとれる
あなた
あなた
あ…でも
あなた
あなた
スペアキー、私の部屋にある…鍵ついてる箱の中
スングァン
スングァン
いやそれ先に言ってよ…じゃあその説はないね
ジフン
ジフン






ごめんなさい…

私が言い出したから推理が進んだのに、

初めに戻っちゃった…

そうだった…ごめんなさい…



そんなに睨まないでよウジブ…








ウォヌ
ウォヌ
でも、ジラならやりかねんぞ
チャン
チャン
他に何か、鍵をどうにかする方法ってなんだろ、
ジス
ジス
う〜ん…力?
ジョンハン
ジョンハン
…ジュナのとこ行ってくる?ジス
ジス
ジス
え、?(´・ω・`)
あなた
あなた
うーん、、、







私達が、また唸りながら考え出した時。





















ジフン
ジフン
…っ、!!!
ジフン
ジフン
もしか、して…!!








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