スニョアside
今日から、練習開始。
パフォチ中心に、Fageに教えていく。
ウジも手伝ってくれるみたい。
あとの皆は、自習練とか
カメラさんとどっか行ったり…
自然と、料理担当はミンギュとサランちゃん。
あんまり、仲良くないみたいだけど
サランちゃんは料理上手らしいの。
実際上手だしね。
今日はサランちゃんが朝ごはん当番で、
起きてくる時間がばらばらだったから
食べるのもばらばら。
俺はサランちゃんの次に起きて、
サランちゃんのご飯を食べさせてもらってから
練習室に上がる。
ドアの前に立つと、
中から聞こえてくるのはウォヌの声。
"넌 내 기억을 지워야 돼 I'm poison"
"君はぼくの記憶を消さなきゃいけない"
"I know I can’t take it no more"
でもこれは…
CDの音?
ドアを開けて練習室に入ると、
そこにはもう人影が。
ミンハちゃんは振り返ると、もう汗ばんでいた。
ええ、偉すぎんか?
めちゃくちゃに褒めたいのに、
ミンハちゃんは申し訳なさそうな顔をして
笑みを浮かべる
練習は9時からってなってたけど、
今はまだ7時半。
はやいよ。はやいよめちゃくちゃ。
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とりあえず1時間教えて、
俺らは床に座り込んだ。
俺は気になってたから、
ペットボトルの水を飲みながらミンハちゃんに聞く。
俺がそう言うと、
少しだけ曇った顔をした
あああそれが理由か!!!
俺が慌てて謝ると、
あはは、と笑ってくれた。
俺が質問した時
ドアが開いて、
サランちゃん、ソユンちゃん、ユジョちゃん
ミョンホ、ジュナ、チャニが入ってきた。
俺らは、1人ずつついて
マンツーマンでおしえていった。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!