…。
これを見せて何が言いたかったのだろうか。
カトクッ
画面を見ると、
…タイミング良すぎでしょ…
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売れる、か…
仲良いのをそういう風に思うのはやだな。
…いやいや嫉妬とかじゃないんだよ
そんなソユン達が私より仲良くしてても全然…
関係ないし仕事なんだし…
あぁもうなんで口にでるかな…
今日は思いっきり甘えてしまえ!!
誰がいいかな…ジュナ。ジュナにしよう、
そんな事を考えながら練習生たちを見守り、
夕方宿舎に帰った。
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リビングのドアを開けると、
運良くジュナがソファーに座っていた。
お茶いれる〜と
ジュニは冷蔵庫の方に向かった。
ありがとう、といって
ジュニからコップを受け取る。
私がそう言うと、お茶を吹き出しそうになるジュナ。
なに、やっぱらしくないの?
心配そうに、不思議そうに顔を覗き込んでくれる。
本当に優しいなあ、
でもこの優しさで色んな人に思わせぶりとかしちゃダメなんだからね。
ジュナは走ってリビングを出た。
いい子だなぁ…ジュナ…
なんとなくケータイを取り出すと、
2人からカトクが来ていた。
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、、、そっかあ、
ちょっと寂しいけど…
4人がいるから嬉しいや、
何日かして
事件が起きるとか
誰も予想してなかったよね、
_________ジュナ
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!