説明を受けてから2週間。
皆を送り出す日になった。
皆まだ駄々こねてて、大人なのはジフナと오빠達ぐらいで、、()
なんとか皆を宿舎から外に出した後、
もたもたしているチャニに声をかける
.
チャニは嬉しそうに頷き、
任せて、と言った
立派に育ったもんだなぁ…
危ない…
命を落とすところだったわ…いつから居たん…
----------
Fageの皆と港で合流し、
17人+3人のカメラさんが乗れるほどの船にのりこむ。
最後に乗ろうとした오빠は
振り向いて、なぜかジラの方へ歩いていき
耳元で何かを話したあと
私に手を振りながらまた船に乗り込んだ。
船から皆が手を振ってくるから
最後のお別れじゃないのに、と心の中で笑いながら
手を振り返した。
船が出発し、少し離れた所まで行った時に
スニョアが急に叫んだ
隣に立っていたジラは
困り顔で呟くように返事をする
船から落ちそうになるぐらい、身を乗り出し
そう叫んだあと、
メンバーの皆は
そうだぞ、まじで、しらねぇぞ、など
口々に叫びながら手を振る。
言葉と行動がいまいちあってないなぁ…
やだぁ、と言いながらナチュラルに肩に手を置くこいつを、
私は未だに信じれてない。
へらへら笑いながら私の車の方にむかい、
ばかでしょ、と呆れて笑い
私は携帯を取り出す。
きっと、家が近いからすぐ来るはず!
走り出したジラの車を見送りながら
電話を耳に当てると、
2コール目で、奴は電話にでた。
▷▶︎▷▶︎
グッズ第3弾でましたね!!
うちわBめっちゃかわいい…
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!