第108話

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7,134
2020/04/30 12:08
夜になり、私は宿舎でご飯を作っていると、

練習から皆が帰ってきた。









スングァン
スングァン
あ!ヌナはや!
ウォヌ
ウォヌ
顔出してくれてよかったのに
あなた
あなた
暑いもん…あの部屋
ジフン
ジフン
あなた
あなた
あと10分







皆が散らばる中、

오빠がこっちに歩いてきた。








あなた
あなた
お疲れ様、
スンチョル
スンチョル
おう、お疲れ





キッチンの近くに椅子を持ってきて、そこに座る。

え、なに。









スンチョル
スンチョル
昼間、社長室からジラと2人で出てくるの見たんだけど
スンチョル
スンチョル
なんの話だったの?






不安そうに聞いてくる오빠は、

腕をすり合わせながら聞いてくる








あなた
あなた
ああ、
あなた
あなた
ほら、昨日…社長が言ってたでしょ
あなた
あなた
なんか無人島に行くやつ
ミンギュ
ミンギュ
あー言ってたね、







いつから居たのか、

背後から急に会話に参加してきたかと思いきや


当たり前のようにご飯の準備を手伝ってくれている。







あなた
あなた
そーそ、それで
あなた
あなた
詳しい説明聞いてきたの
スンチョル
スンチョル
なるほど、
あなた
あなた
あとで皆にも説明するよ
ミンギュ
ミンギュ
ヌナ虫怖いもんね〜でも大丈夫俺が守る








話を聞いていない犬は、にたにたと怪しい笑みを浮かべながら


ご飯をテーブルに運ぶ。



私は呆れ、오빠に近寄り、見つめる。









スンチョル
スンチョル
え、なに、てれるっ😳😳😳
あなた
あなた
スンチョル
スンチョル
ごめんなさい、どした?
あなた
あなた
いやー、











.










あなた
あなた
私行かないんだよね











たぶん、犬とか、ハムスターとかに言ったら

ぎゃあぎゃあ騒いで話にならないだろうから、

皆に言う前に오빠に言っとこう、と思った。


なんとなくね。



오빠、騒ぐタイプじゃないし、すきすき言ってこないし、















スンチョル
スンチョル
は?!?!?!!??!!
スンチョル
スンチョル
ちょ!!!!!全員集合!!!!!
あなた
あなた
え、あちょ오빠?!







意外にも、、오빠は荒れ狂って


大声で

「あなた無人島いかないって!!!」

と叫びながら、

どたどたと宿舎を走り回る。



そりゃ、皆も走ってリビングに来るわけで…。













ミンギュ
ミンギュ
は?!まじ?!
スングァン
スングァン
なんで!!
ジュンフィ
ジュンフィ
マネージャーなのに!
ミョンホ
ミョンホ
意味わかんない〜〜
ハンソル
ハンソル
やだやだやだやだ
ソクミン
ソクミン
ヌナァ"ァ"ァ"😭😭😭😭😭😭
チャン
チャン
なんでなんで???
スニョン
スニョン
やああああああなたどこ!!!
ジス
ジス
じゃあ오빠も行かない〜
ジョンハン
ジョンハン
誰の指示?社長?電話してやる
ウォヌ
ウォヌ
むりあなたいないと寝れないしぬ
ジフン
ジフン
騒がしいわ皆…帰ってきたら会えるだろ…







ジフナに話すべきだったんだ!!😭😭😭

まあ、どうせこうなるか…。







あなた
あなた
うるせえ!!!!
あなた
あなた
ご飯冷めるはよ食え!!!!!!!






一気に静まり返った宿舎。


皆、魂が抜けたまま席につき、


いただきます、と

今にも消えそうな声で言い、



ご飯を口にかきこみだした。










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