第70話

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9,584
2020/04/05 11:23
あなたチャンside












ほぼ全員を起こし終わり、




私はぼのにとご飯の準備をしていた












ジス오빠が、私の横を通り過ぎる










"ジヌムが居れば他のマネはいらない"









その声が


脳裏に焼き付いて、消えない











"殺せばいいんだろ、って…"





ウォヌが青ざめた顔でいったあの言葉も



しっかりと焼き付いている











오빠が、ただ横を通り過ぎただけで



《私は殺される》


と自覚する












ハンソル
ハンソル
ヌナ、ヌナ
あなた
あなた
ん、?
ハンソル
ハンソル
これどうすればいいの
あなた
あなた
ああ、あとは私がするからいいよ
あなた
あなた
手伝ってくれてありがとう、





ん、

とぼのには微笑み




ご飯が並んでいるテーブルの椅子に座る











あなた
あなた
先に食べてていいよ、
ミョンホ
ミョンホ
え、ヌナも食べよーよ
あなた
あなた
私まだお腹減ってないの笑
スングァン
スングァン
そうなの?
スングァン
スングァン
じゃあ遠慮なく〜




.




SEVENTEEN
SEVENTEEN
いただきます





.










そりゃ、食欲だって無くなる


同じテーブルでご飯を食べている人が


いつか私を殺すんだよ、?






だめだ、、


恐怖と、疑問で泣きそうになる






食器を洗う手が震える










ウォヌ
ウォヌ
ごちそうさまでした
スニョン
スニョン
え、はや
ウォヌ
ウォヌ
もーおなかいっぱい




.




ウォヌ
ウォヌ
あなた
あなた
あなた
?!





私はびっくりして、洗っていた包丁で指を切った





あなた
あなた
いっ……
ウォヌ
ウォヌ
え、うわあごめん、、
ウォヌ
ウォヌ
誰か絆創膏!
ジュンフィ
ジュンフィ
待って待って






ウォヌは私の手を洗ってくれて、


ジュナは指に絆創膏を貼ってくれた







ジュンフィ
ジュンフィ
も〜ぼーっとしないでよ
あなた
あなた
ごめん、




ジュナはテーブルに戻り、

またご飯を食べ出す

















ジス
ジス
子供か
ジョンハン
ジョンハン
それ
スンチョル
スンチョル
ハニ、ジス
食え
ジョンハン
ジョンハン
はーい
ジス
ジス
はーい










ジス오빠がバカにする声が

私の耳を通り、頭の中を駆け巡る








ウォヌ
ウォヌ
あなた、片付けしよ
あなた
あなた
あ、う…ん










"子供か"






"子供か"










"ジヌムが居れば他のマネはいらない"















洗う手も、何かを考える脳の機能も停止しそうだ













私は、ひやっとした感触を覚え


我に返り、手を見ると









ウォヌが私の手の上に、手を重ねていた









あなた
あなた
、?
ウォヌ
ウォヌ
大丈夫、
ウォヌ
ウォヌ
俺らがずっとついてる







私の脳内を読んだのかなぁとか


顔に出ちゃったかなぁとか





ウォヌは全部悟ったのかな、












今はその優しさに触れたら

涙が止まらなくなりそうで









あなた
あなた
何急に〜





ははは、と


へらへらした態度で返した

















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