ホシside
俺ら
ブソクスンの撮影が終わって
今楽屋に戻ってきている
いつもなら3人で仲良く話しているけど
俺は2人と気まづい
俺は気をつかって
椅子から立ち上がり、楽屋から出ようとした
ガチャン
楽屋のドアを閉め、
スングァンと並んで歩く
結局、後ろからソクミンもついてきた
特に話すことなく、自販機を探す
まだ2人はあなたをしんじてる
かといって、俺は信じてないわけじゃない
なんか、もうどうでもよくなってきたんだ
長期戦すぎて、
ジヌムが嫌がらせされようが
あなたが嫌がらせしてようが
疲れたなーって。
非常階段の前に自販機があるのを見つけ、
俺らは廊下を歩く
右の方から女の人の声が聞こえてきた
たしか、、今日の撮影の人?
俺ら3人は気にせず自販機に向かって足を踏み出した
そのときだった
.
スングァンが人差し指を立てて
俺の口元に指をあてる
ドギョマは隣で頷き、
3人で声に耳をすませた
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!