第13話

"劣等生"と"優等生"。(4)
68
2022/11/30 08:12
Ifside
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いふくん。
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いれいす、もう武道館に行くのは無理なのかな?ニコ
帰ってくるなり、ほとけがそう言った。
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…なにがあったん?
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…別に?ニコ
…。
俺は、強行手段にでた。
ギュッ
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え、いふくんッ!?//
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教えろやッッッ!
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やないと、離さないからッッッ///
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お前は、いつも、無理しすぎなんやッッッ…!
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もっと、人を頼れ!
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…でも…
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でもじゃないッッッ!
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でもッ!僕が我慢すればいい話じゃんッ!
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みんな、もうみんな…ッッッ
ほとけの頬を、ポロポロと、涙が伝った。
そして、ボソボソと、話し始めた。
しょにだとアニキが、武道館を諦めていること。
りうらとないこも、賛成はしていないけれど、積極的には反論していなかったこと。
結局、今の状況で武道館を目指すのは…
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無理なんだって…
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わかるよ、わかる。
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あと一ヶ月で、武道館っていう大きな会場が、僕たちに、用意できるわけないもんね…w
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でも…僕は、諦められないんだ。
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『劣等生』だからかなw?
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やっぱり、僕は、『劣等生』だから…
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違うッッッ!
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お前は、いれいすのために、めっちゃ努力してきた。
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その努力を、諦められる訳ねぇだろッッッ!
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でも、しょーちゃんとアニキだって…ッッッ!
努力してきた。
そう言いたいんだろう。
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俺だって、初兎とアニキがなぜ諦めるのかは…わからない。
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でも、さ。
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別に、自分の意見を言うくらい、いいんちゃう?
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ほとけが、ほとけがまだ武道館を目指したいって思うなら、そう言えばいいし。
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りうらとないこだって、諦めるって言ってた訳じゃないんやろ?
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それに…
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俺だって、武道館諦められないし。
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え…?
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でも、もう…
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言っておくけど、俺は『優等生』なんかじゃない。
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だから、さ。
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一ヶ月、とりあえず努力してみようや。
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できないかもしれない、でも。
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な、ほとけ?
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…いふくんの、バカ。
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フフッ
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ほとけの、ばーかw
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いふくんのほうがバカですう!
いふくん、無理しないでよ。
ほとけだって、無理すんなよ。
いふくんのほうが無理してるじゃん!
俺らにしかわからない、言葉。
俺らだけの、「嫌い」。
好きと嫌いは、俺らにとっては、別の意味で。
お互い、正直になれないだけで。
本当は、俺は/僕は、ほとけ/いふくんのことが…
でも、
「嫌い」
って言って、隠した。
これは、二人の不仲義兄弟が。
本当に、
わかりあうまでの、
一ページ。
ふふみ
ふふみ
なんか終わり方訳わからないのは許してください(泣)

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