昨日のこともあって、俺はあなたちゃんのことが気になり始めた。
なのに。
あなたちゃんは人気だから、それから全然話せなくて。
そして運動会シーズンになった。
え?なに。俺選抜なの?うとうとしてた。ㅋㅋㅋ
最近あなたちゃんと全然話せなかったから運動会はチャンス、!?
っしゃーーーーー!!!!!
よし、練習がんばろ(←単純)
ん?
なんか視線を感じるような……
ってえ?
あなたちゃんがこっちを…俺を…見てる?
が?
ん?
ば?
っ
て?
(口パクで)
やばいやばいやばい嬉しい
あ
り
が
と
う
そういうと君はニコッと優しく笑った
その出来事をずっと頭の中でリプレイしていると、
終わるの早っ
授業終わってしまった!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。