あの日…私を救ってくれたのはあるYouTuberでした
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私は萩野あなた。大阪に住んでる高校2年生
お父さんとお母さんは私が小さい頃に離婚してお兄ちゃんはお父さんと住んでる
それからお母さんは私を一生懸命育ててくれた
なんでもお母さんに相談をしたりしてたけど、1つだけ誰にも言えてないことがある
それはクラスでいじめられてること
先生は見て見ぬふり。仲良かった友達も全員離れていった
今日こそはお母さんに言おうと思って帰ったら…
【シーン】
誰も居らんのかな?
知らない人の靴がある。お母さんの靴もあるし家に居るんだろう
そう思いながら自分の部屋に向かってたらお母さんの部屋からなにか聞こえる
気になり、扉を少し開けるとお母さんは知らない男の人とヤってる最中だった
私はショックだった
お母さんはそんな人じゃないと思っていたから
私は荷物をまとめて家を出た
『今までありがとう』と書いた紙を食卓に置いて
私は前から行きたかった東京に行くことにした
お金は貯金していてまぁまぁある
【東京に着いて】
勢い余って家を出ちゃったけど家どうしよ…
【ドンッ】
私は下を向いてて歩いてて、誰かとぶつかり尻もちをついた
その人は手をさし伸ばしてくれ、立たせてくれた
顔を上げるとその人はカッコよくてオシャレな人だった
【説明】
驚きの一言だった。初めて会った人と一緒に住むなんて
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。