私は無一郎が言った通り、中等部の時、バスケ部に入ってた。
だよね。良かった。間違ってなかった。
うん。私、結構運動神経良いじゃん?
そうだな。
だから、結構上手な方だったんだよ。それで、同級生とか、高等部の先輩達からも褒めてもらえて、すっごい嬉しかった。
そんときは本当にバスケが楽しかったし大好きだった。"仲間"も出来て、毎日が本当に充実した日々だった。
ならなんで、球技大会は出たくないんだァ?
それは...私、もっと強くなって"勝ちたい"って思ったの。だから、毎日、部活が終わって、皆が帰ってから自主練してたの。..家に帰っても誰もいないしね。
...それが駄目だったみたい
何故だ?
ある日、その日も自主練してたの。そしたら....
───────
ギィー(扉を開ける音)
..!?
あっ!先輩方!お疲れ様です!
何がお疲れ様です!だよ。
よくそんな平然と言えるねぇ。
え?
───────
高等部の先輩が何人か来たの。なんでそんなこと言われなきゃ行けないのか意味が分かんなかった。
"強くなりたい"って思って練習することの何が悪いの?って思った。でも...
───────
この頃、一気に強くなったと思ったら。
そう言うことだったんだぁ。
最低だね
え?..私はただ強くなりたくて...
はぁ?"何が強くなりたいから"だよ
私たちのこと見下してるんだろ?
え?そんなことn..
"そんなことないです"って言おうとしてんの?笑 だってよ。私たち、馬鹿にされてるねぇ。
うわぁあなたちゃんってそんな性格だったんだぁ。引くわ
ちょっと強くなったからって調子乗んなよ!!
────────
知らないうちに先輩達よりも強くなってたみたいで、日に日に強くなっていくのに不思議に思って、高等部の先輩がわざわざ様子を見に来たらしい。私は本当に自分が強くなりたかっただけで、先輩のことを舐めてるわけでも見下してるわけでもないし、ただただ勝つために力になりたかっただけだった。
なのにさ、急にそんなこと言われて。.......悲しかった。とっても。
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