第3話

1年前(尚大くん)
2,734
2021/06/04 07:58
ピッピッピッピーピーピーピー
尚大くん
尚大くん
お、お母さん…
僕は、ずっと泣いた。
(先生)
2月13日午前3時52分お亡くなりになられました。





お父さんも一緒に泣いた。




そして、僕は一時期学校にもお仕事にも行けなくなっていた。
お父さん
お父さん
尚大、ちゃんと学校に行きなさい。
お母さんもそんなこと望んでいないと思うよ。
でも、その言葉があったから、何事にでも頑張ろうと思えた。




それで僕は…
尚大くん
尚大くん
行ってきます!
学校にもお仕事にも行けるようになった。




«数ヶ月後»
お父さん
お父さん
お父さん、再婚するかも。
尚大くん
尚大くん
え?
最初は戸惑った。




でも、お父さんがその女性と話している時
とっても楽しそうだった。




それはまるでお父さんなりの立ち直り方のようだった。




だから僕は、
尚大くん
尚大くん
いいよ。
お父さん
お父さん
え?
尚大くん
尚大くん
再婚しても、、

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