〇〇 『 好きな子いるんだ 、 』
〇〇 『 聞いてみよ、 』
ーーーーみんぎゅとのLINE ーーーー
〇〇『 みんぎゅ〜 』
既読はすぐについた
みんぎゅ 『 どした 〜 ? 』
〇〇 『 急だけど 好きな子とかいるの ? 』
みんぎゅ 『 まぁ、いるよ 。 〇〇は ? 』
〇〇 『 私も実はいるんだけどさ 』
みんぎゅ 『 〇〇 好きな人いるんだ ! 』
〇〇 『 そりゃ 私だって恋するよ !笑 』
みんぎゅ 『 笑笑 』
みんぎゅ 『 で、好きな子誰? 』
〇〇 『 みんぎゅから教えて ! 笑 』
みんぎゅ 『 は? 俺? じゃあヒント出し合お 』
〇〇 『 まぁ、ヒントだけなら 』
みんぎゅ 『 じゃあまず、何組 ? 』
〇〇 『 同じクラス 』
みんぎゅ 『 俺も一緒 』
〇〇 『 結構絞られたね 笑 』
みんぎゅ 『 まぁいいじゃん 笑 身長は? 』
〇〇 『 おっきい ! 』
みんぎゅ 『 ちっさい 』
私はあひょんちゃんが浮かんだ
〇〇 『 もしかして、あひょんちゃん ? 』
みんぎゅ 『 ちげーよ 。 でも今あいつに脅かされて 付き合ってる 』
〇〇 『 あ、そうなんだ " 知ってるけど 脅かされて付き合ってるのもわかってるけど 辛いな " 』
〇〇 『 なんて脅かされてるの ? 』
みんぎゅ 『 私と付き合わないと好きな人どうなるかわからないよって 』
〇〇 『 好きな人ねぇ、、 』
〇〇 『 本当に付き合わなかったら好きな子に何かするの ? 』
みんぎゅ 『 え ? まぁそうだろうな 』
〇〇 『 ふーん お疲れだね 笑 』
みんぎゅ 『 他人事すぎだろ 笑 』
〇〇 『 だって他人だもんっ 』
みんぎゅ 『 見捨てないで〜 笑 』
〇〇 『 笑笑 』
みんぎゅ 『 で 、 好きな子誰 ? 』
〇〇 『 やっぱり言えないかな 、 』
みんぎゅ 『 なんでだよ 』
〇〇 『 んー 、 なんとなく 』
本当はなんとなくじゃなくて、
好きな人を言って貴方との関係がなくなるんじゃないかって思った 。
みんぎゅ 『 なんだそれ 笑 』
〇〇 『 みんぎゅも言ってくれないの? 』
みんぎゅ 『 〇〇が言うまで言わない 』
〇〇 『 まじか 〜 笑 』
みんぎゅ 『 でも、いつか教えるかもね 』
〇〇 『 じゃあ待ってる 』
みんぎゅ side
〇〇から急にLINEが来て、内容を見ると『好きな子とかいの ? 』だった、
結局ヒントの出し合いになったけど、
俺は本当は今すぐに君に気持ちを伝えたい
" お前が 好きだ "
って、でもいざというとやっぱり恥ずかしい
あひょんと付き合ったのもお前を守るため
" いい加減 気づけよ "
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!