あなた「ただいま〜」
深澤「あ、あなたおかえり〜」
あなた「あ、たっちゃん今日仕事休みか。」
深澤「うん?」
深澤side
あれ、いまあなた俺の事たっちゃんって言ったよな?
普段は辰也なのに...
あなたがたっちゃんって呼ぶ時はなんかあった時なんだよな〜
大丈夫かな?
深澤「あなた〜」
あなた「ん?あ、今ご飯つくるね〜!」
深澤「う、うん...」
ご飯作り中
深澤「あなた〜」
あなた「あ、今日は生姜焼きだよ!」
深澤「あなた...」
あなた「ちょっと待っててね!もうできる!」
深澤「うん...」
あなた「できたよ〜!運び終わった!」
深澤「うん。あなた?」
あなた「なーに?」
深澤「おいで?」
あなた「っ...なんで?」
深澤「いいから。ぎゅーしよ?」
あなた「うん...」
深澤「よしよし。なんかあったんでしょ?」
あなた「なんでわかったの...。」
深澤「んふふ。教えなーい」
あなた「なんでよ」
深澤「教えたらその癖なおして1人で抱え込んじゃうじゃん」
あなた「そうだけど...」
深澤「これは俺だけの秘密」
あなた「ん...」
深澤「辛かったね」
あなた「今日ね...(泣)」
深澤「うん?」
あなた「2人から違うこと言われてどうすればいいのかわかんなくて、上手く出来なくて、私だけ責められたの(泣)私が悪いのはわかってるんだけど、みんなに迷惑かけちゃった...」
深澤「そっか。辛かったね」
あなた「うん(泣)」
深澤「あなたは間違ってないよ。俺はいつでもあなたの味方。あなたが頑張ってるの知ってるし、大丈夫だよ。」
あなた「うん...。たっちゃんありがとう。」
深澤「いえいえ!俺あなたの事大好きだからさ!いつでも頼って!」
あなた「うん!私も辰也大好きだよ!」
深澤「じゃあ生姜焼き食べよっか!!」
あなた「うん!」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!