ミナside
私はこの言葉を聞いた時何かを思い出した感覚になった。
でも、そんなことはどうでもよくて実際付き合ってることを言っていいのか分からなくて迷ってた
そんなことを考えているとテヒョンが口を開いた
私はなんてテヒョンに返したらいいのかわからなかった
なぜなら私は付き合ってるフリをしているのに本当にジミンのことが好きになっていたから……
私はテヒョンの期待を破るような言葉を放った。
と言っても、ごめんと言うことしか今の私にはできなかった
明るく振舞っている君の顔はとてもひきつっていて、いつになく、悲しそうな顔をしていた……
ごめん……テヒョン……
私は……
出会った時からジミンのことが気になってたの……
私が普通に考えていたことはいつの時のことだろう……
ズキッ
もしかして、昔の記憶……?
だとしたら、私は出会った時からジミンが好きだったの……?
でも、
付き合ってたはずの記憶は思い出せない。
唯一思い出せたのは、ジミンのことが出会った時から好きだったこと
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。