すると、向こうから男が走ってきた。
貴様は誰だ。やけに美形だが。
ごめんね、お待たせです。
…え。誰ですか?
はゎゎゎゎ!!?
え、ちょ、楓?
あっれー?
鷹っちメガネ外したんだー!
鷹っち…って…
雪だよ。
嘘だぁ。
ほんと。
…嘘だぁ。(2回目)
よく言われる。(笑)
め、め、めっちゃかっこいいね!
楓、動揺しすぎだぞ。
だってイケメンじゃん!!
あはは(笑)ありがとう。
雪。
ん?
パシャっ
隙あらば。
じゃ、僕は絵の方に戻るね。
遠くから見てるから。
おー。気を付けろよー?
絵ー描いたら遊ぼうね!
画材ごと吹っ飛ばされないようにね(笑)
いつでも戻ってきていいからね!
寝ないようにね。
…あぁ。
と、少し笑ったように見えたけど。
私たちはそのあと、泳いだり、浮いてたりして、
よーし!ビーチバレーだ!
唐突な楓の提案。
おー。
人数。
俺が審判するよ?
鷹っち優しいー!
(*゚∀゚)*。_。)*゚∀゚)*。_。)
ありがとー!
ぅし!じゃあ適当にコート書いてやろーぜ!
と、木とかでコートを書いて、
ネットは近くの売店が貸してくれた。
これで…
よしっと。
チーム分けは…
ハイハイハーイ。楓とあなたは、
チーム変えないと俺ら無理ー。
チェッ
諦めろ。
じゃあ俺らと、そっちでグッパーしよう!
だなー。
と、私と楓は肩を組んで、
静かに…私はグー。
楓はパー。
こっちは振り向いて、あっちも振り向く。
どうやら決まったらしい。
はい、じゃあせーの!
グー。
グー!
パー!
ん?パー。
私は樹と。
よろしく!
任せろ、
翔くんか!よろしく!
おぉっ。
決まったね。じゃあ、ボールは?
そっちからでいいよ!
と、あっちのサーブから。
今さっき、樹に聞いといたんだよね。
スパイク、ブロック、レシーブ、サーブ、トス。
どれが上手いか聞いたとこ、スパイクらしい。
ならば合わせよう、樹は背が羨ましい程高いから、
ブロックも飛んでもらう。
私はどちらかというとレシーブが得意だから、
助かるなぁ。
サーブは翔か。
樹、サーブは任せて。助走距離取っとけよ!
うんっ!
それじゃあ、始め!
ナイッサー!
ナメんな…よっ!!!
かなりの音がしたけど、
流石エース、だが。
人がいるとこに打ったら駄目ねー。
取れちゃうんだよなぁー。
樹!
ダイレクト!?
でもナイス位置!!
うわしまっ…!!
楓の飛び出す直前に、
樹の気持ち良い位のスパイクが決まる。
ナーイス。
いぇーい!
ハイタッチ。
流石だねー。あなた。
楓ー、取り返すぞ。
あり?思ったより冷静だね。よーし!覚悟しろー!
望むところだねー。
かかってこいやーっ!!
と、腕が若干、内出血化する位戦った。
ギリギリ、ほんとギリギリ勝ちました。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。