お久しぶりです作者です!
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数日後。
だんだん運動会が近づいていく頃。
学級委員や、体育委員、保健委員、他の委員、
皆忙しくなっていて、部活も中々人が集まらない。
幸運なことに、バスケの試合は体育祭後、
体育祭終わって死ぬ気で練習すれば間に合う。
……死ぬ気で。
バンドの方も、今はグッズ販売でお金を稼いで
ライブ代を稼いでいる。
六町先生がまた、少し大きめなとこを取る、
とかなんとか言っていたから。
それまでに、自分達で曲を作れ。
それが私達に出された宿題。
まぁ、そんなことの前に〝体育祭〟なのだが。
今は学級委員で明日渡す紙をホッチキスで止める、
地味な作業を、各クラス、それぞれ学級委員がやっている。
早く部活に行きたいからなのか、雪はもう終わっていた。
私は、高身長メガネを追い払って、
パチンッ
と音が響く教室で作業を続けた。
まぁ、私ももう終わるし。
いや、まぁ、本当は気不味いだけなんだけどね。
無理だよ、恋とかよく分からない私に言われても。
気配も足音もさせないとは…何者だよお前。
とは言えず、
まさか一発で当ててくるとは思わないよ。
と、腰を私の使っていた机に寄っ掛かり、
背中を向けて〝うーん…〟と首を傾げる。
その状態から、後ろを向いて、
私の目を見ながらそう言う。
最後に、パチンッと渇いた音が響いた。
翔と私の腕の上にプリントを乗っけて、職員室へ。
提出した後、急いで部活に向かって、
なんとか間に合った。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!