影山くんと初めて知り合ったのは
中3のときでした。
ーーーーーー春ーーーーーー
「えっと…よろしくです」
影「…おす」
第一印象、こわい
最後のクラスなのにこんな無愛想な人と隣なの?!()
目つき…やばい…
「…お名前を…」
影「影山飛雄っす」
話してみたら普通の人だったー!!
なんてなることは無く
「あ、いい名前ですね…」
なんて変な返事をしてしまい
そのまま無視されててしまう結果に
影山くんイケメンなのにね
もったいない。
それでもどうにかして頑張ろうと思い
たくさん話しかけることにした。
「影山くんどこの高校行く??」
影「…白鳥沢」
行けたらだけど
って小さく呟いた。
やっと話に食いついた。
「バレー強いところだよね〜」
と下を向いて言うと
影「知ってんのか?!」
と珍しく影山くんが声を上げて。
「えっあ、うん…お兄ちゃんが行ってるから…」
影「てことは牛島しってるか?!」
「うしじま、?」
その後も何度もうしじまさん?の話を聞かされて。
影山くんはバレーには反応するということが分かった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。