第10話

お家デート(?)
8,983
2019/05/01 08:54
駅から出ると、どんよりと重い雲がかかっている。

影「雨降りそうだな」


と影山くんが言った途端、ポツポツと雨が降り出してきた。

「あ、雨…」


そう言うと影山くんは手を取り、

影「早く帰るぞ、」


と言って走り出した。


初めは小降りだった雨はどんどん強くなって言って。

初めて行く影山くんの家着く頃には全身びしょ濡れになっていた。


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影「びしょぬれじゃねーか」

そう言いながら影山くんは髪の毛をタオルで拭いてくれる。


…近い、近すぎる。


影山くんだってびしょ濡れなのに。

ほんと優しすぎてやばい


影「俺の服きていいから」


そう言って影山くんがパーカーを貸してくれた。


もしかして彼ジャーとかいうやつ??


「え、あ、ありがと!!!」


初めての彼ジャー緊張する…


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「影山くんの匂いがする…」


影山くんが貸してくれたパーカーを着るとブカブカで、

影山くんのいい匂いがした。

「みてみてー」

そう言いながら影山くんの部屋に入ると、

パチッと目が合った。

影「っ…」

影山くんは自分の手で口を抑えていて。

ちょっと恥ずかしい。

「ねえ、なんでそんな喋んないの」


そう言って影山くんの横に座ると

肩がビクッと揺れた。


影「…ちょっと危機感もてよ」


3秒後、押し倒されてしまいました。





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え、この後どうしよう

みんなこのままいっておーけー?笑笑

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