「えっあ、いや、逆にどこ見ればいいか分からなくて…」
なんでこんな嘘が出てくる…?!
なんてあたふたしていていると、影山くんは一瞬ニヤッとして、
グッと一気に顔が近づいてきた。
影「…そんなこと考えてんだ」
そう言うと、影山くんの唇が触れた。
「え?!」
影「んだよ」
ドS?!??!!さいこうー!!!!!!()
「や、なんでもないっす」
影「…揺れるからつかまっとけ」
どこに…
とりあえず影山くんの服の袖掴んでおきました。
とうちゃーーーく
満員電車に揺られながら40分。
やっと到着…
壁ドン最高。
周りを見ると、女子高生が影山くんのことを見て”いけめん!!”とか”タイプ!!”とか言ってる。
…影山くんはわたしのものですー!
女子高生にみられないよにべーっと舌を出すと、手を繋ぎながらも1歩手前にいる、
影山くんの横に行ってぴたっとくっついた。
「どこ行きたい??」
と聞くと案の定
影「どこでも」
と答える。
「ですよね笑」
影「…あ、クレープ食べてえ。」
ん?クレープ?
かわいいかよ(真顔)
ーーーーーーー
「影山くんのおいしそう!」
影「食べてェだけだろ…」
2人で1つ500円のクレープ買った。(高い)
私が影山くんのクレープをじーっと見ると
クレープを口に運んでくれた。
あーんだ。初。
そう思ってひと口食べると
影「クレープすらまともに食べれねえの?」
と意地悪そうに聞いてきた。
「なんで?!」
ちゃんと口に入りましたけど?!()
すると影山くんはほっぺにてをそえて
影「口についてる」
と端についてるチョコを指で取ってくれて。
そしてその指をそのまま舐めた。
「へあ?!」←
変な声出たし…
絶対顔真っ赤。
影「あ、わりぃ…」
自分でやったくせにめっちゃ照れてる…
ていうか間接キス
いろいろとやばい
この作品を何人の人が見てるか気になる…。
コメントおまちしてまーす!!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。