土曜日。弟の声で目が覚めた。
スマホの画面を見ると、そこには4月2日と表示されている。
4月2日…??デートの日!!!!
久しぶりに影山くんが行こうって誘ってくれた。
たのちみ!!()
✤30分後✤
母「あなたー来たわよー」
「うん!!!」
いつもよりおしゃれしてメイクもして、玄関を出た。
影「っはよ、」
ドアを開けると雰囲気がいつもと違う影山くんがいて。
い、いけめん(白目)
ってなりました←
「おはよう!!」
私がそういうとちょっと頭をペコッとして手を差し伸べてくる。
影「いくぞ、」
「うん!」
手を握り返すと、影山くんはためらいもなく指を絡ませてくる。
なんでこんなイケメンなんだろ。
5分後〜
街の中心にあるショッピングモールに行くため、電車に乗ることに。
「あ、きた!」
切符を買って10分ほど電車を待つ。
「「え…」」
春休みでも普通の日は仕事だもんね、。
めっちゃ混んでる。
電車の中はサラリーマンでいっぱいだった。
いわゆる満員電車。
「いっぱいいるね…」
影「これ乗れんのかよ…」
なんて言いながらも手を引っ張りどんどん進んでいく影山くん。
後ろ姿がたよりになる。
長身最高()
影「きっつ、。」
「だ、大丈夫?」
さすが満員電車、あつい、せまい。
横の人とぶつかりそうになった瞬間
影「…こっちこい」
私の肩をぐいっとよせて
-トン
って効果音がつきそうなくらい
優しく電車のドアに手をついた。
影「これで大丈夫だろ」
「っぁ、ありがと!」
はあ…イケメンすぎてつらい…
ていうか影山くん、まじ、汗、首筋、やばい←
汗が首筋に垂れてまじ色っぽいです
影「どこ見てんだよ…」
「へ?!」
ガン見されたのバレてた。おわた。
つづきかきまーす☺︎
満員電車で壁ドンとかまじ憧れる。
妄想最高。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!