今日もなんやかんやで仕事は休めないため会社に向かう。もう亮が迎えに来ていた。
あなたは早く着替え始めて俺のあとを追ってきた。
俺らは会社へ向かった。
勿論会社には…
勿論奴がいる。席は亮の向かいで俺の隣。
嫌な空気になるが、仕方なく過ごしていた。
奴は不敵な笑みを浮かべながら、部署を出ていってしまった。
俺は亮とあなたを置いて出て行った。
これで…良いんだ。
亮side
俺は初めてあなたの前で声を荒らげた。
自分でも分からない。どうして…
その時俺は後ろから突然衝撃が走った。
俺はこいつの前に倒れた。
あなたは俺に駆け寄ろうとした。だけど、あいつが邪魔をする。
奴はあなたを抱きしめた。
俺は2人を離させヨロヨロしながらあなたの前に立った
不敵な笑みを浮かべ奴は去っていった。
俺はあなたを連れてとあるBARに連れていった。
そこにもあなたの知り合いが居たとは…
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。