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第1話

嫉妬
3,266
2020/09/17 10:53
あぁ、またか…

最近こたろうとみなとが一緒にいることが
多いような気がする。

この前だって、企画とはいえ
イチャイチャしたり、
今日なんか2人で寝てるやん。

清)あ"ぁっ!めちゃくちゃイライラする!

涼)なんか…どした?w

清)あぁ、いやなんかむしゃくしゃして…

涼)もしかして、こたろう?

清)いや、もう自分が分からんくて…

涼)分からないって、何が?

清)なんでこんなむしゃくしゃしてんのか…

涼)え、好きだからじゃないの?
こたろうのこと

清)だって男が男好きとか、やばくない?

涼)俺は関係ないと思うよ。性別とか

清)…。

涼)あ、悩んでるきよちゃんにプレゼント!

清)えっ、これディズニーのチケット…?

涼)行きたかったけど俺
仕事忙しいからさ。丁度2枚あるし、
2人で行ってきたら?

清)…ありがとう。

涼)ん。頑張れ


貰ったはいいものの、
いざ誘うとなると緊張するな…
勇気出せ、自分!

小)なんで人の部屋の前でガッツポーズ?w

清)うぉっ!

小)そんな驚く?w
なぁんだいのび太くん、
ぼぉくによぉかい、wwwwww

清)ドラえもんっ、w いつもっ、たすっ、
助けてくれるからっ、w お礼にこれっ!
一緒に夢の国に行こう(裏声)

小)えぇっ!!
そんなノリで貰っていいの?ww
これガチで貰えるやつ?

清)あたりまえやん、2人でな。

小)いつ?いつ行く?

清)来週とかどう?

小)行きたい!やった〜!

喜ぶこたろうを見て可愛いと思ってしまう。
やっぱ俺こたろうのこと好きなんかな?
言ったら引かれるんやろうな〜、辛い…。

小)楽しみだね!

清)うん…。


そして迎えた今日。
雲ひとつない青い空から陽が降り注ぐ。

清)今日暑ない?

小)雨降るよりいいでしょ
それよりポップコーン食べたい!

清)自分で買えやw

小)え〜、おじ春さいて〜

清)は?もういっぺん言ってみい

小)いゃはっwwww

楽しそうに笑うこたろうに幸せが広がる。
涼雅に感謝しなきゃな〜。
メンバーへのプレゼントも買い、
閉園時間がやって来てしまった。

小)まじで疲れた〜w

清)楽しかった?

小)うん、まだ帰りたくないもんw

清)…そう言うと思ってねw

小)え?何?

清)ホテル取っといたで。

小)えっ、でも僕着替えとかないよ?

清)ディズニー来る前買ったやん、服

小)あ、そのための?そーゆー系?

清)どーゆー系よw

そう。実はディズニー来る前に
お揃いの服買おうとか言って強制的に
服買わせたんだけど俺頭良すぎな?


小)…ホテルってここ?

清)そう、ここ。

小)ディズニーホテルかと思ったわ!

清)予約埋まってるに決まってるやん。
予約したの先週こたろう誘った日やで?

小)…まぁ別にいいけど

清)てかめちゃくちゃ暑ない?

小)歩き回って汗かいたしね。
お風呂どっちから入る?

清)俺先入りたい

小)いいよ、僕荷物整理しとく

清)じゃあ先入るね

小)行ってら〜


ドクンドクン…
どうしよう、なんて伝えよう。好き?
いや、引かれるよな。どうしよう。
不安を洗い流すように全身に
シャワーを浴びる。


清)…上がったよ

お風呂から上がると、こたろうは
さっき買ったばっかの人形を抱いて
自撮りしていた。

小)僕も入ってくる!

清)うん。

あぁ、可愛いな。
俺はこたろうが自撮りする時のあの口が
可愛くて大好きだ。
そう思うとこたろうの写真が見たくなり、
スマホの写真フォルダを開く。
そこにはディズニーで撮った2人の写真が
たくさん並んでいた。

清)可愛いっ…

あまりの可愛さに思わず声が出てしまった。
恥ずかしくなって周りを確認するが
こたろうがお風呂から上がる様子もまだなく
安心して再びスマホに目を落とす。

しばらくすると…

小)あっつ〜

そう言いながらパンツ一丁のこたろうが
出てきた。
その瞬間、何かが切れた。

ドサっ。
小)えっ、なになに?w

清)誘ってんの?

真剣さが伝わったのか、
こたろうの顔から笑みが消える。

小)何言って…んっ…!

言葉を遮りキスをする。

小)っ…?!

驚き隠せずにいるこたろうが可愛くて。
舌をいれて深いキスをする。

小)んっ…んっ…きよっんっ…

清)っ…えろすぎっ…
もうっ、我慢とかできんから

モノを下着の上から触ると
ビクビクしながら抵抗してくるこたろう。

清)嫌なん?な訳ないよな、こんなに
びちょびちょやで?

小)ゃっ…やめてっ…ぁぁッ…

最初は強く抵抗していたこたろうも
快感には抗えないのか、その抵抗が弱まる。
俺は下着をずらしてモノを触る。

小)うぅ…ぁっ!ぁぁッ、あっ…!

すぐに固くなり、汁が溢れはじめている。

清)えろすぎっ…
もう何言われても止められへんっ…

下着を脱がせ、秘部を撫でてほぐすように
少しずつ指を入れていく。

小)んぅ…はぁっ、ぁぁっ…

清)分かる?もう2本も入ってるよ

グチュグチュと音を立てながら
俺の指で愛撫する。

小)あっ、ぁぁっ、んんっ…ぁっ…ッ

清)もうっ…挿れるな、我慢できやんっ…

もう抵抗すらまともにできないこたろうの
足を持ち、ゆっくりと中に挿れる。

清)きっつ…力っ…抜いてっ…ぁぁ…

小)そんなっ…無理ぃっ…ぁぁッ

腰を動かすほどこたろうの声は甘くなる。

小)はぁ…きぃよぉっ…やっ…ぁぁっ…んっ

清)好きっ、こたろう…好きっ…ぁぁッ

こたろうのモノを握り上下に擦ると
さらに甘い声が漏れる。

小)んんっ、…ん…んぁぁぁっ…やッ

清)ぁぁッ…締まるっ…んんっ

小)んっ!だめっ、あっ…ぁぁッ…出そ…ぅっ

体を震わせて果てるこたろう。

小)んんっ…ぁっ…

清)ビクビクしてんね…でもごめん
俺まだやから…。

再び…今度はさっきより激しく腰を振る。

小)ぁぁっ…今出たばっかだから…んぁッ

清)その割には…まだっ…元気そうやで?

大きくなったモノを掴み激しく擦る。

小)ぁぁっ…やッ、もうやばっ…んんッ

清)もう…イきそっ…んんっ…ぁぁッ

小)ぼ、僕もぉっ…んぁぁぁッ

2人同時に果てる。
それと同時に訪れる静寂。


先に口を開いたのは俺だった。

清)っ…ごめん。こんなことして…

小)…。

清)俺こたろうのこと好きで、
最近みなとと仲良いの許せんくて…。
そう思ったらもう止めれんくて…。

小)…なんでッ、先に…先に言ってよ…。

こたろうの目から涙がこぼれる。

清)っ…。ごめん…
好きでもないやつに急に襲われたら
そりゃ怖いよな、何やってんだ、俺ッ…

小)違うって。

清)なにが?

小)僕も好きだからっ…
先に言ってくれたら良かったのにって…

清)え?好き?こたろうが?俺を?

小)うん。す、好き…だよ。

少し顔を赤らめて照れるこたろうに
思わず笑顔になってしまう。

小)だからもう、謝んないで?

清)うん…。
こたろう、俺と付き合って下さい。

小)はい…!


笑顔で向き合う俺ら。
心から幸せを感じる2人だった。

fin.

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