第8話

7話
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2020/02/29 05:42
莉犬side






『う、嘘だろ……』


頭を抱えながら、1人、職員室の自分の席で呟く俺



教師という立場でありながら、

生徒に、き、キスされるなんて……


こんなのバレたら問題だよ……


ま、まぁ、あっちが勝手にしてきたことで、俺は関係……ないけど




里美『……莉犬先生』



『……ふあぁっ、桃田さん!?』


急に耳元に囁かれたイケボな声に、驚き、変な声が出る


桃田さんは、不思議そうに俺を見る

俺は、みるみると顔は赤くなった


里美『桃田じゃなくて、里美って呼んでください?』


『さ、里美……なんて呼べるわけないじゃん……』

呼び捨てなんて……ありえない


里美『じゃあ、里美くん……って、呼んでくださいよ……?』


『えぇ……でも……』

里美『……ね、いいでしょ?』


優しく微笑みながら俺を見る


『まぁ、それなら……』

里美『じゃあ、呼んでみてください……』


い、今!?

誰も周りにいないし……大丈夫だよね


『さ、里美くん……?』





里美『……可愛い……』



『う、うっさいっ/////!』


可愛い、可愛いって、俺は、男なのに……

もしかして、遊ばれてるの!?


だとしたら……許さない……


『で、里美くんは、なんの用事で来たの?』

里美『あぁ……この資料を渡しに……』


そう言って、資料を目の前に差し出す


『あ、ありがとう……』


里美『あの、先生……』

『……ん……?』




里美『俺、本気ですから』



『…………え?』



本気?

何が?


里美くんは、意味不な発言をして職員室を出て行った

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mano
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