第2話

一日目 save
116
2018/03/31 07:00
立川誠
立川誠
はじめまして。立川誠です。よろしくお願いします。
鈴木理花
鈴木理花
よ、よろしくお願いします。
亜利砂さん
亜利砂さん
おーい!!いつまで、そんなとこ突っ立ってんのー
鈴木理花
鈴木理花
あっ、中へどうぞ
立川誠
立川誠
ありがとうございます。
亜利砂さん
亜利砂さん
誠くんはね、漫画家志望の高校生。すっごい絵がうまくて、気もきくしアシスタントにはぴったり!
えっまさかの年上!
亜利砂さん
亜利砂さん
という訳で私は帰ります。3日後とりにくるから原稿よろしくね
いやいや、ちょっと待ってよー‼とは言えず
鈴木理花
鈴木理花
は、はいわかりました。
と言った
鈴木理花
鈴木理花
あの~まだプロットも作ってないんで今日は帰ってもらってもいいですよ。
立川誠
立川誠
プロット考えるとこ見てたいんですけど、いたら邪魔ですか?
鈴木理花
鈴木理花
い、いえ全然大丈夫です。
立川誠
立川誠
よかった。僕よく絵は巧いって言われるんですけど、どういう意味かわかりますか?
鈴木理花
鈴木理花
え...?
急に質問された。
立川誠
立川誠
ごめんなさい。急に質問しちゃって。意味は、ストーリーが下手って意味です。
鈴木理花
鈴木理花
あ、あー
立川誠
立川誠
というわけで見てみたいんです。プロの漫画家さんがかくプロット。
鈴木理花
鈴木理花
私なんかのでよければ...全然大丈夫です
立川誠
立川誠
ありがとうございます!先生の漫画みたことあるんですけど、すっごい面白かったです。
鈴木理花
鈴木理花
あ、ありがとうございます。あの、先生って呼ぶのやめてもらっていいですか?普段呼ばれないんで、慣れなくて
立川誠
立川誠
あっ、すみません。じゃ、理花ちゃんで
なんかすっごい子ども扱いを受けている気がする
鈴木理花
鈴木理花
なんて、お呼びすれば....
立川誠
立川誠
立川さんでも、くんでもいいよ。誠でもね。
鈴木理花
鈴木理花
じゃ、立川さんで...
立川誠
立川誠
あの、失礼なこと聞きますが間に合うんですか?原稿
鈴木理花
鈴木理花
はい。プロットはだいたい出来上がったんで。私書くのはやいほうですし。
そう言いながら、書いていたノートを見せる
立川誠
立川誠
...すごいですね。フツーもっとかかりますよね。
鈴木理花
鈴木理花
はい。まぁ。短編ですし
こんな風にして、主に漫画の話をしながら作業を進めていった。

プリ小説オーディオドラマ