今日も一日が始まる
僕は"ぼく"に嬲られる毎日が始まる
"ぼく"はいつも笑って僕を嬲る
その度におもった
なんて楽しそう
「痛かった?痛いよね?いつも君は"ぼく"に嬲られてるもんねぇ?いつもと違う痛みとかいいよねぇ?」
そういうと"ぼく"はおもむろにペンチを取り出し
「これから何すると思う?」
"ぼく"はにんまりと笑うと狂ったように笑い出した
「あひゃひゃひゃひゃひゃ!痛くて嘆く君の姿を思い浮かべるととっても楽しいよ!」
こいつ狂ってやがる、嫌だ助けてもう痛いのはヤダ誰か助けて、
「あれ?目から雫が垂れてますよ?みたことないですねぇ、」
といい僕の手足を拘束した
"ぼく"は僕よりも何倍も力が強いので簡単に拘束されてしまう、
「これから君の爪を1枚ずつ剥がして行きますね?」
「、、、ぃ、やだ」
「いやだ?今更何を言うの?拘束されているんだよ?まぁ君の言うことなんて関係ない、嫌だと言ってもし続ける、それが"ぼく"だからね」
そういうと僕の足の爪をひきちぎった
「ヴァァァァァァァァァァーー!!!は、は。死ぬ死ぬ!」
「あひゃひゃひゃひゃひゃ!ほら楽しいね」
続く
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。