言葉も、声も、感情も、愛も 嘘だった。 ぜんぶぜんぶ ''呪い''なんだよ。 人魚の末裔である柊花(しゅうか)。 先代の人魚が人間の王子と結ばれず、泡になって消えてしまった。 それは海の魔女がかけた魔法、いわば呪いのためである。残酷なことに、呪いは終わっていなくて____________________。 儚く切ない恋物語

｢あーもう！こんな大人の言うことばっかり聞いてられるか！｣ 現実なんて見たくない……逃げたい！ そう思うこと、ない？ ｢……そうだ！｣ 何事にも、最初の1歩を踏み出すことが大切。 ｢ねぇ、＿＿＿＿＿＿｣ 初めは周りに反対されることもあるかもしれない……でも ｢まぁ、いいんじゃない？｣ ｢わぁ、面白そう！｣ ｢わ、私……入ってみたいな……｣ ｢あー、私もそう思ってたとこ｣ きっと賛成してくれる人だって、いると思うんだ。 周りの大人がなんと言おうと、実行するのは私たちの勝手。 そう、現実なんてポイッ！ そんな私達。名付けて…… ｢……現実逃避クラブ！｣

｢試しに付き合ってみてもらえないかなぁ？修業がしたい！｣ ｢恋愛修業したいから付き合ってくれって告ってくるやつなんか聞いた事ねぇよ。｣ 恋愛経験0の千紗乃。 仲の良い友達には彼氏ができ始め、 寂しい思いをする。私も皆に追いつきたい！ そんなある日友達から、 千紗乃も誰かと 付き合ってみればいいのにと提案される。 その後、千紗乃は幼なじみの大星に 恋愛修業をしたいから付き合って！ とお願いをしにいき…？ 千紗乃のひょんな提案をきっかけに始まった 千紗乃と大星の幼なじみラブストーリー！ ※イラスト ちぁる