ガラガラガラッ!
扉を開けて教室に入る。
そして、先生の隣に立った。
担任「じゃあ、自己紹介」
『キム・あなたです。』
よろしくする気はさらさらないから、とりあえず名前だけ名乗っておいた。
この挨拶が気に入らない人がいたのか、
「何あれ~感じ悪~」
「あの子って、今日BTS様と一緒に登校してた子じゃない?」
「美人~」
「く、クールビューティー」
などなど、色んな声が聞こえた。
担任「じゃあ、キムさんは窓側の1番後ろ。余ってる席に座ってね」
『はい』
言われた通り、窓側の1番後ろ、余っていた席に座った。
座った途端、前の子が話しかけてきた。
??「よろしくね!あなたちゃん!」
ジス「あ!私ジス!」
『あ、うん、よろしくニコッ』
ジス(、////)
とりあえず、ジスちゃん?は私と関わることに抵抗は無さそうだね、、。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。