学校は来週かららしい。
学校までは2日間あるから、遅れを取らないように一生懸命練習した。
今日はジョングクさんと戦闘訓練。
ジョングク「とりあえず俺とやってみる?」
そう言う、ジョングクさん。
私はいいけど、絶対ぼろ負けだよね。
でも、やらないと始まらないから、、。
『よろしく、お願いします』
お互いのスタートの合図ですぐに向かって来るジョングクさん。
流石にこれに捕まったら終わりだから、すかさず引く。
そして右に流れる。
数分このやり取りが続いた。
これは練習だ。
ずっと逃げてばっかりじゃ意味無い、、。
そう思って、様子をみて攻めにはいることにした。
ずっと様子を伺ってたら、一瞬、今!って時があったから、その時前身すると、すぐにジョングクさんに捕まってアウト。
『はぁ。やっぱりダメか、』
ジョングク「予想はできてた訳??」
『うん。ずっと引いてばっかじゃダメだと思って攻めようとしたんだけどね、、』
ジョングク「へぇ~」
ジョングク「でも、攻めるタイミングはあってたんじゃないの?」
『え?』
ジョングク「ま、あなたより俺のがそれを見る能力があったから捕まっただけ。他の人だったらそのまま勝てれてたんじゃね?」
えっと、これは褒められてる?
なに?
逆に貶されてる?
『えっと、?』
ジョングク「チッ」
『素直に上手だったって言えないんですか~?』
ジョングク「上手ではなかったからな」
『なっ!』
ジョングク「ふっ」
んな!
こいつ、はなにつく言い方。
絶対次は負けない。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。